「もう『目をはなすな』まできちゃったんだね」
ぼそっと嫁さんがいった。目線の先には自転車ピクニックをする2人の子ども。
「え?なんやっけ?それ?」 「あれ?教育者、もう忘れちゃった?」
赤ちゃんの頃は 肌をはなすな 歩き出したら 手をはなすな 1人で遊びだしたら 目をはなすな そして最後は 心をはなすな
誰か偉い人の言葉なんだろうけど、それを知っていて実践しているお母さんはすごいな、と思った。
「だから、今は『目をはなすな』って段階ってことね」 「そう。その通り!」 「ただ、この距離って、『目をはなすな』って怒られる距離じゃ…」
「いいの!この距離でも見てるっていうのが母のデカさなの!」
母はデカいです。 ではでは!あなたによきことが雪崩のごとく起きます!