アイデアホイホイ〜3分のヒマつぶし

入れて出す、3分間・・・アイデアを、だよ?

アイデアホイホイセイレーン

大道芸人ヒヨコ in るなぱあく

「どっかつれてけ〜」

彼女にも奥さんにも子どもにも孫にも、そう言われているうちが花である。 うちの場合は子ども。3歳、そして5歳。 遊園地に行きたいというので群馬県前橋は「にっぽんいち なつかしい ゆうえんち - LunaPark るなぱあく」に連れてきた。

今回はこの「るなぱあく」の素晴らしさと、そこにプルプル舞い降りた素敵な大道芸人さんの紹介をさせていただきたいと思う。

とにかく3歳〜6歳のお子さんが近くにいるなら、連れて行ってあげてほしい。 ここは無邪気な子どもの笑顔と声に、昔子どもだった無邪気な自分を思い出させてもらう場所だから。

■ 大道芸人ヒヨコさんがいた「るなぱあく」とは

ここ「るなぱあく」は知る人ぞ知る…が増えすぎて、穴場の穴が埋まりかけている、超昭和的レトロ遊園地である。

キャッチコピーはこれ。

るなぱあく、キャッチコピー

【引用】 ゆっくり、 大きくなる子どもたちのために For slowly growing shildren 【出典】にっぽんいち なつかしい ゆうえんち - LunaPark るなぱあく

この場所の半端ないレトロ感は、行って感じてほしいところだが、1枚の写真を乗せておこう。

るなぱあく、ポンキッキ

ガチャピン、ムック、そのキャラクターは未だ健在だが、「ひらけ!ポンキッキ」である。もう「ポンキッキーズ」ですらなく「ひらけ!ポンキッキ!」なのだ。

「あ、、、ひさしぶり」のセリフとともに子ども時代に戻される。 そんな小さい遊具たちのお値段は10円。 100円玉を10円10枚にして遊ぶ行為すら懐かしさを覚える。

さらにチケット11枚綴り500円。 どの大きい遊具も、1枚で乗ることができる。 3歳は同伴する保護者のみチケットが必要なので、父母5歳3歳の4人構成の家族なら、どの遊具も3枚のチケットで事足りる。

「お父さんあれ乗ろう!」 「今度はあっち乗りたい!」 「次はもう一回あれ乗ってもいい?」

子どもが乗りたい物、全部家族で楽しんでも、午前中は1000円分(22枚)のチケット消費がやっとであった。

雰囲気もやさしく、お財布にもやさしい超昭和的レトロ遊園地「るなぱあく」。 子どもにやさしく、子どもの笑顔で両親祖父母、家族全員がほほえむことができる場所、それが「るなぱあく」だ。

そんな素敵な場所にいるべくしていたような大道芸人「ヒヨコ」さんを紹介しよう。

■ 大道芸人ヒヨコ in るなぱあく

大道芸人ヒヨコさん

「ピーチクパーチクしゃべるから『ヒヨコ』です」

軽妙な語り口、アップテンポなバックミュージックの選曲は、その数々の芸にとてもマッチしている。

観客を巻き込みながらの計算された語りを笑っているうちに、次の芸が始まっている。 わざと失敗しているのか、本当に失敗しているのか、それすらも分からないが、とにかくヒヤヒヤして見ているよりも、「がんばれー!」と応援したくなる。

「もうこれで決めます。これで決めるんで、立ち上がる曲に変えます」

なんて言ってから、懐かしきガンダムの曲が流れ、その曲に合わせ技が決まったときは、笑っていいのか、驚いていいのか、おめでとうと言ったらいいのかわけがわからなくなってしまった。 こんな心地よい新しい感情を覚えたのは初めてである。

「懐かしさ」これは「るなぱあく」に完全にマッチしている。 さらに、大道芸人ヒヨコさんは子どもにやさしい。

演出の中で作っていた風船の犬。 後から来た、どうしてもほしかった子に、

「はいよはいよ♪」

と快諾する姿は、その子の親でなくともほほえんでしまう。

「子の笑顔で、家族全員をほほえませる」これも「るなぱあく」に完全にマッチしているのだ。

高瀬が素敵な場所「るなぱあく」にいるべくしていたような大道芸人「ヒヨコ」さんと言ったのは、そのためである。

「るなぱあく」にいってほしい。 子どもの笑顔で、あなたも幸せになれる。 運がよければ大道芸人ヒヨコさんに会ってほしい。 きっと色々ないやなことを、そのがんばっている姿で忘れることができる。

公演の終わりに話しかけたとき、コマの練習でつけたであろう、血がにじむ腕のミミズ腫れを見た。 笑顔に隠れたストイックさを感じ、心の底から応援したいと思った。

次会ったときは、投げ銭はコインではなく、紙の方を包みたいと思う。

大道芸人ヒヨコさん、素敵なひとときをありがとうございました。

大道芸人ヒヨコ  Official HP」←詳しくはホームページで! 「大道芸人ヒヨコ@2/26へびぽ (@hane_hiyo)さんのツイート – Twitter」←近況はTwitterかな?

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