■ 娘の得意技
四歳の娘がおります。 得意なことも山ほどありますが、苦手なこともあります。 そのうちの一つが
「シャワーを頭からかぶる」。
泣きます。激泣きです。 四歳、未だに膝の上にゴロンして、頭を洗っています。
身長も伸び、風呂場がその成長に追いぬかされました。 リンカーンも死の間際はベッドから足が出てたみたいですけど、そのリンカーンばりに、横たわった娘は風呂場の壁に足がつっかえております。
横で2歳の息子は直立不動で頭からシャワーを浴び、シャンプーしておるのですがね…。
そんな娘がついに言ったのですよ。
「お父さん。明日私、頭からジャーする!」
「そ、そうか!!」
感動し、迎えた明日の風呂の時間です。
■ 魔法の先延ばしワード「○○」♪
「さ、頭からジャーしよっか♪」
そう問いかけた父に対して、娘は満面の笑顔でこう言いました。
「だ~か~ら!明日からね♪」 「え?」 「明日だってば!昨日言ったでしょ?」
うちの娘すごいでしょ? 先延ばし術、天下一品ですよ。
グゥの音も出ません。 笑っちゃってね。この最強の先延ばし言葉「明日やる」の魔法をラーニングしてやがりました。
明日はいつまでも来ません。明日は明日。 この真理、四歳児も知っているのですね。
先延ばししたいときは、ガンガン使いますか、これ。 きっと先延ばしできるときはしたらいいんでしょうね。 どうしてもやらなきゃいけないときはやりますもん。
先延ばしする自分がイヤになったら、そんときは先延ばしにしない自分になる方法を学ぼうとします。 ま、その方法はめっちゃシンプルで、「今、小さくやればいい」んですけど。
「明日ね♪」
先延ばしできるときは、やるべきときではない!たぶん。
ではでは!