■ 世界で一番白い点
「世界でいっちばん白い点って、どんな点?」
真っ白い点?純白の点?
なんのことはない、黒の中の白点なんですよね。 周りが黒いから、白が際だち、世界で一番白い点となる。
僕がよく使わせてもらう、〈コントラストの原理〉です。(cf:『影響力の武器』)
■ 小さい光が目立つ世間
この原理が教えてくれる素敵なことは、周りが暗ければ暗いほど、自分が輝けるってこと。
どれだけ自分の輝きが小さくても、真っ暗闇の中での光は、とてつもなくまぶしい輝きを放ちます。
不況であればあるほど、少しでも明るい会社が目立つ。 周りの雰囲気が落ち込んでいれば落ち込んでいるほど、明るく振るまえる人が目立つ。
周りが暗いからこそ、小さい光が貴重な光なんです。
■ 一位がとれる、この世界
気持ちのよい挨拶、笑顔、よい言葉を使う。 中学生でも高校生でも、いやいや大人でも、これができる人って少ないんです。 ほんとに少ない。
だから、それをやる人はダントツトップで一位なんですね。 一人で走れば、マラソンだって徒競走だって一位ですから。
人がやらない。誰にでもできる簡単なことなのに。 だからチャンスなんです。
■ 光れば愛される
そして、人がやらないからこそコントラストの原理で、今やると目立つんです。
で、先生やら上司やら同僚やらの目に止まります。イヤでもとまります。 世界で一番白いですから。 そして自分に光をくれる人を邪険にしたりしません。愛しちゃいます。
ただ、特定の人にだけ元気な挨拶・笑顔・よい言葉だと、友だちに「何あいつ…」と言われますが、誰にでも同じようにふるまっていれば、そんなことも起こりません。
小さい光を放っているうちに、周りの光に包まれていくんですね。 どんどんどんどん居心地がよくなってきます。
元気のいい挨拶・笑顔・いい言葉。
どうですか?やってみませんか? お金かからないので、損はない気がします。 やらない方が損な気もしてきます。
以上!中学生に話したことでした。
長い文章、最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。 あなたによきことが雪崩のごとく起きますように。