[caption id="attachment_1624" align="aligncenter" width="500"] 「なんで彼のことストーカーしてんの?」
「…今、聞かないで」
「ごめん、今、しか聞けなくて」[/caption]
【引用】人間なら誰しも、価値のある人間でありたい、みんなに認められたいという願望を持っています。 【出典】ダイヤモンド社『チャンスがやってくる15の習慣―Skill With People』著:レス・ギブリン 訳:渋井真帆
■ 無視されるのが一番ツライ
一番のストーカー撃退法をご存じですか?
はい、無視することです。
人間は自分の存在を認めてもらいたい動物です。 かまって欲しい。 自分へのアクションが欲しい。 反応が欲しい。
ストロークが欲しいんです。
良く認めてもらう(あなたが好き、大切、いい人、親友だ…)のがもちろん一番。 でも、認めてもらえないときは悪くてもいいから認められようとする。
・好きな女の子を振り向かせたくてするちょっかいもそう。 ・社会を騒がせてやろうとする犯罪もそうです。
ストーカーのちょっかいに反応を示すことは、その存在を認めることになります。 認めてくれるあなたに余計つきまといたくなりたくなっちゃう。 だから無視するのがいいんですね。
■ 読み手の存在を認めていますか?
ブログは逆です。 読み手に自分のストーカーとなって欲しい。 ブログのリピーターになって欲しいわけです。
撃退してはいけません。
良いストロークを読み手になげかけないといけない。
つまり、
・読み手の存在を認める。 ・読み手を一人の人間として扱う。 ・読み手を大切にする。
レス・ギブリンさんの言葉を借りれば、 〈大切に扱われている-そう相手に感じさせる〉ことが重要なんですね。
具体的にはどうすればいいか?
■ 「あなた」を使う
ブログの記事は多くの「皆さん」が読みます。 でも、記事で読み手に呼び掛けるとき「皆さん」を使う必要はありません。 読んでいただいているときは1対1ですもんね。
大勢のうちの一人、よりも個人として、オンリーワンで認めてもらう方がいい。
「あなた」を使って記事を書くことは、とてもいい方法でしょう。 できることなら、名前で呼び掛けて書きたいぐらいです。 書くとき、「あなた」と、一人の相手を意識して書いてみてください。 雰囲気が変わりますよ。
■ コメントの返事は丁寧に
あらためて言わなくても…ですか?
コメントこそ一通一通大切に書きたいですね。 返事をするときは、なおのことです。 名前を添えて、感謝の気持ちをこめて書きましょう。
■ ユーザビリティはサービス精神から
一番の基本は何といっても、相手の立場に立つこと。
・自分が読み手ならどんな記事が読みたいだろう? ・分かりやすいかな? ・どうすれば読みやすくなるだろう? ・この色の使い方、文字の大きさは疲れないかな? ・読みたい記事は見つけやすいだろうか? ・読むまでの手間はどうだ? ・表示までの時間に不快感を覚えたりしない?
サービス精神が見えるとき、「自分は大切にされてる」と感じられます。
もちろん、全ての人に愛されるなんていうのは無理。 文字が大きくて読みやすい人がいれば、小さいスタイリッシュさが好きな方もいるでしょう。 完璧はないし、いりません。 でも、どんなに小さくても、ちょこっとでもいいから 読み手への小さい気遣いを心がけること、 それが大切なんですね。
私もまだまだですが、どうぞ見守っていてください。ありがとうございました。
あなたによきことが雪崩のごとくおきますように。