ワンデイで使い捨てのコンタクトがなくなっていたので、
「ちょっと買ってくるわ」
と嫁様に伝えたところ、
「え?コンタクト使ってたっけ!?」
なんて反応が返ってきた。高瀬は使っていたのである。 そして使っていないときの眼鏡はスポーツ用のかなりごっつい感じのやつで、この眼鏡を初めてつけたときには職場で、
「溶接でもはじめるの?」
なんていわれるほどのごつさなのだ。買うときのお店の人なんて、
「散弾銃もこの眼鏡は貫通しません」
眼鏡は大丈夫でも、おれの顔が蜂の巣やろ…なんて思ったけど、とにかくごついのだ。
眼鏡してたらウルトラマン。コンタクトだったらただの人。 それほどの違いを醸し出す眼鏡なのに、
「気づかなかったぁ~」
で片づける高瀬の嫁様は、いったい高瀬の顔にどれだけ興味がないのか… いや、もしかしたらあまりに高瀬の顔が濃すぎて、眼鏡してなくてもウルトラマンになっていたのかもしれない。
いや、嫁様は視力よすぎの老眼がはじまっていて、近くにいる高瀬が見えないのだな。
ただ職場の子どもたちはやさしくて、
「あれ?先生、眼鏡していませんねぇ♪どうしたの?」
なんて声をかけてくれる。
「眼鏡をしていない先生は、なんだかイチャイチャしています」
と、わけのかわらない「イチャイチャ」の使い方はさておいて、あたたかい声をかけてくれるのだ。
視力がよくないというのは、ちょっとした不便さを抱えているのだが、それでも眼鏡というおしゃれができるよさなんてものを見出していた。
ただ、そんなおしゃれも、そんなおしゃれも嫁様には伝わっていないのだけれどもね! 眼鏡がない、コンタクトをしたイチャイチャ顔も、どうでもよいのだけど、この記事もひたっすらどうでもいい感じに仕上がりましたとさ。
さ、コンタクトとりにいこう♪
ではでは、あなたによきことが雪崩のごとく起きます!