【引用】 〈Web2.0がもたらした消費者行動の変化をあらわすとき、消費者がモノを買うプロセスを反映して、AISAS(アイサス)というモデルが提唱されています。〉
【出典】ダイヤモンド社 『Web2.0時代の ネット口コミ活用book』 ~バズ・マスターになるための50のテクニック~ 著:村本理恵子 (株式会社ガーラ総合研究所代表取締役所長)
■ AISAS(アイサス)とは
大文字のアルファベットが並べられてたら、 何かの単語の頭文字をとってきたんかな? と思いますが、ごたぶんにももれず、これもそうです。 どんな単語の頭文字かといいますと。 【引用】 1.Attention(注意) 2.Interest(興味・関心) 3.Search(検索・比較) 4.Action(行動) 5.Share(意見の共有)
【出典】ダイヤモンド社 『Web2.0時代の ネット口コミ活用book』 著:村本理恵子
まず消費者は、なんらかの形で注意を喚起されます。 ・テレビのCM、 ・ラジオ番組、 ・ネットの広告、 ・ブログの記事 それを見て、「ん?」となるのが 1.Attention(注意) です。 この段階で、「Wii発売!」と知らされるわけですね。 次に消費者は興味をいだきます。 「なんだろう?」となる、 2.Interest(興味・関心) の段階です。 「Wiiってなんじゃらほい?」 そして、ネットでその事に関する記事を探します。 ・商品のレビュー ・価格の比較 ・サービスについての詳細 を検索する。 これが、 3.Search(検索・比較) 「Wiiって体感系のコントローラーが注目されてるんやぁ。へぇ、品薄でオークションじゃ激高やな」 で、 ・買う ・体験してみる ・資料請求 という行動に移ります。 4.Action(行動) ですね。 「っしゃぁ!Wiiゲット!!!」 最後に、 「Wiiって、ここが面白いよね。」 「そうそう、私もその部分が気に入ってるの」 「Wiiの面白さをレビューに書いてみるか」 これが、 5.Share(意見の共有) です。 ここでShareされた、ネットの口コミが、また誰かの注意を喚起する。 AISASは次のAISASを呼ぶスパイラル構造なんですね。 お役に立てましたか?