「なんで俺がこんなことやらんとあかんねん」
そんなことが頭をよぎる頻度が増えてきました。 さらにそんなことを考えているから、脳の前頭葉も、
「人生は限られている。やりたくないことをやる時間なんてない。」
なんてフレーズを際立たせて高瀬に届けてきたりします。
この対処法について考えていきますよ、今回は。
■ やりたくないことをやらねばならないとき1「逃げきれるか?」
まず一番は、「人生は限られている」ので、「やりたくないこと」から本気で逃げきれるかどうか考えます。
大切なのは、逃げ切れること。
後々おいついてくるようじゃ、先延ばししてるだけですからね。 高瀬はこの段階をやっていないので、ついつい仕事に追いつかれ、追い越されてしまいます。 (「高瀬先生、提出日、昨日ですができました?書類。」 …なんて感じ…)
逃げ切れるなら、
「どうやったら、やらずにすむだろう」
って考える。OKな方法で、「やらない」を選択♪これで終了。
逃げ切れないなら、
「なんで俺がこんなことやらんとあかんねん」
って考えている時間がもったいない。人生は限られているので。 次の項へ進む。
■ やりたくないことをやらねばならぬとき2「感情をながせますか?」
「やりたくない」ってのは幸か不幸か、気持ちの問題です。
自分でなんとかできる部分というか、自分でもどうしょうもないとあきらめがつく部分というか、つまり、他人にどうにかしてもらえる部分ではないということですね。
「あきらめるなんて、もとも子もないやん!」
ええ、そうなんですが、実は「心をどうにかできないと諦める」というのは「諦める」といって「諦観」の境地で、悟りを開くレベルなんですよ。
禅でも心に浮かぶことを無くすのではなく、流していくんです。 さ~っと。浮かんだらしょうがない、流す。
心「やりたくない」 私「そうだよねぇ、やりたくないよねぇ」
ここで「なんで?」とか聞き返さない。流す。感情を流していく。
そして淡々と「やりたくないこと」を始める。 これができたら達人です。
ただ、挑戦はすれど、高瀬をふくめ多くの人は達人ではないのだな。
■ やりたくないことをやらねばならぬとき2「感情をだまっている時間は?」
感情がだまっている時間を探すのがいいです。
「朝の寝起きはぼーっとしてて…」
という人は素敵です。 このぼーっとしている時間に、仕事の前に座ってしまうと始められます。
【引用】どうしても取り組まなければならないのだが、そう考えるだけでうんざりし、なかなか着手する気になれない用事は、朝イチで片づけてしまおう。 【出典】ダイヤモンド社『SINGLE TASK-一点集中術--「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になる』P108 著:デボラ・ザック 訳:栗木さつき
その「いやなこと」もやり続けると乗ってきます。 目が覚めてきたときと、それが重なる瞬間は「よしっ!」って感じがしてくる。
■ やりたくないことをやらねばならぬとき3「感情をだまらせる方法は?」
ただ、眠気をも凌駕してくる感情ってありますよね。
「いやだぁ~。いやすぎて起きれない」
さっき出てきた「感情流しの達人」にも、流せる感情以上の感情なんてじゃんじゃん来ますからね。
達人であればあるほど、もう、その仕事、その人にとって「相当やりたくないだろうな」って。
想像力豊かなら、自分が一番怖い尊敬する人が隣にいると思うとできます。
高瀬なら、父親、出版社の社長、ステーキ屋のおっちゃん、おばあちゃん、校長先生、教頭先生……怖い人いっぱいいるな。
感情をも一喝してくれる想像上の人物…他人には心をどうにもできんっていっておいてあれですけど、他人を思う心が勝っちゃうんだよね。いやな気持ちに。
ただこれも結局は想像なので、高瀬のように想像力では勝てない。 やっぱり、「いやだぁ~。いやすぎる~」
って人には酒もおすすめ。
酔っているとうまいぐあいに感情がだまってくれるタイプの人ね。 いやな気持ちではなく、いい気持ちが優位にたってくる人にはおすすめです。
くいっとやって。
「ふわぁ、気持ちよくなってきた♪…やろ」
って感じ。
ここまで書いたんだから伝わりますかね。 この煮詰まっている感じ。
高瀬が一番教えてほしいんですよ。やりたくないことをさらっとやる方法。
あなたの方法を教えてください。言語化して共有しましょう。
【引用】人間は瞬間瞬間に、いのちを捨てるために生きている。いささか激しい言い方だが、私はそう思う。 【出典】イーストプレス『人間は瞬間瞬間に、いのちを捨てるために生きている。』P236 著:岡本太郎
「人生は限られている」ので。 ではでは!あなたによきことが雪崩のごとく起きますように!