by:☂CharlotteSpeaks 僕の友だちの言葉をふと思い出しました。 「俺らは空想を現実にするのが得意やね」 あんなんしたら面白いんちゃう?とかサプライズをよく計画してくれる友だちのセリフです。 なんていうか尊敬してやみません。 思いは現実になるのだろうと日頃から信じています。 その話の前に「風が吹けば桶屋が儲かる」について。
■ 風が吹けば桶屋が儲かるとは
「風が吹けば桶屋が儲かる」とは、 風が吹く→砂埃が舞う→目が見えない人が増える→目が見えない人は三味線をひいていたので→三味線に猫の皮がいるので、猫が乱獲され→ネズミが増え→奴らが桶をかじりまくり→桶屋が儲かる という流れです。 転じて「風が吹けば桶屋が儲かる」とは、思わぬ結果が生じることのたとえであります。
【引用】【風が吹けば桶屋が儲かる】 ある出来事の影響がめぐりめぐって思いがけないところに及ぶことのたとえ。 【出典】大修館書店『明鏡国語辞典』
■ 風が吹けば桶屋が儲かる、わらしべ長者
わらしべ長者というのは、観音様に願い事をした男が「わらしべ」をもらって、順次高価な物と交換していき、最後は長者になってしまうという昔話ですね。 「風が吹けば桶屋が儲かる」も「わらしべ長者」も、小さいことが積み重なって、まわりまわって思いがけないことになっちゃうって話です。 それでです。 僕らの周りに起こることというのは、いつでも予想もできない思いがけないことばっかりではないでしょうか。(僕だけですか?) でも、その全ては途中経過が意識できないだけで、全部自分がどっかで投げた小石が、まわりまわって波紋やら大きな波になって返ってきているのかもしれません。
【引用】なんてことのない作業がこの世界を回り回って 何処の誰かも知らない人の笑い声をつくってゆく 【出典】『彩り』作詞:Kazutoshi Sakurai
「風が吹けば桶屋が儲かる」このことわざを知っている人も、その途中経過を言える方は少ないんじゃないでしょうか? 「わらしべ長者」だって、「わらしべを持って歩いてたら金持ちになっちまっただよ」という話と知ってはいても、わらしべをあれに交換して、あれをこれに交換して、なんて全て言える人は少ないと思うんです。 でもそれでいい気がします。
■ 「風が吹けば桶屋が儲かる」と「思いは現実になる」と
いい顔して「おはようございます!」って元気に挨拶したら、 「今日いい感じやん。ええことでもあった?」 って笑顔が返ってきます。 逆にムスっとして悪口言ってたら、 「そうそう、ほんとあいつムカつくよね」 愚痴を大いに集められます。 いつでも「類は友を呼ぶ」で、同種のモノを引き寄せちまうんですね。 なら、途中経過は知ったこっちゃないけど、「いい風」吹かせてたら「いい儲け」方ができるのだろうし、「悪いわらしべ」で始めればろくな長者になれないのでしょう。
【引用】心がある特定の状態になると必ず、それに応じた微細な生化学的な物質が身体内でつくられて、体に生化学的な反応を引き起こし続けるのです。 【出典】ディスカヴァー21 『煩悩リセット稽古帖』P15 著:小池龍之介
心が作り出す物質はとってもミクロなものかもしれません。でも、それがまわりまわって同種の大きなものとなり現実に姿を現すのだと思うんです。
【引用】今の自分の全ては自分のこれまでの思考の結果である ~仏陀~ 【出典】角川書店『ザ・シークレット』P121 著:ロンダ・バーン 訳:山川紘矢・山川亜希子・佐野美代子
思いは現実になる。 だから、気持ち良くいられる工夫だけしていれば、それでいいのだと思います。 どうやって夢を現実にするのか? そんな「どうやって」よりも、儲かった桶屋っていう結果を想像して、いつもいい風を心に吹かせていれば自然といくとこにおさまるんですよ、きっと。
【引用】なんてことのない作業が回り回り回り回って 今僕の目の前の人の笑い顔をつくってゆく そんな確かな生き甲斐が日常に彩りを加える モノクロの僕の毎日に 頬が染まる 温かなピンク 増やしていく きれいな彩り 【出典】『彩り』作詞:Kazutoshi Sakurai
気持いい。いつでもそんな状態でいたいと心から思います。 なんとなくしている小さな行動を大切にしながら…今日もありがとうございました。 あなたに良きことが雪崩のように起こりますように。