アイデアホイホイ〜3分のヒマつぶし

入れて出す、3分間・・・アイデアを、だよ?

アイデアホイホイセイレーン

離婚に罪悪感を感じているあなたへ

■ ひきこもりの話

不登校したり、ひきこもっていた自分が言うのもなんですが、部屋にひきこもって出られなくなる人って、律儀な人が多いんです。 まじめで、自分のことより人のこと考えちゃうような人が。 斎藤一人さんのお話です。 学校の方に頭と顔は向かっています。 でも、体が一歩一歩ゆっくり学校から遠ざかっていく。 その一歩一歩で自分に傷が付いていくんです。 前向いてたらちょっとやそっとじゃ転ばないけど、後ろ向きながら歩いたら電柱にはぶつかるし、そんな隙間で!?みたいなとこでつまづくし、溝にはハマり、車にはクラクションを鳴らされる。 一歩一歩で怪我していくんです。 どういうことかというと、 「学校行かなきゃいけないのにな…」で傷。 「お母さんお父さん心配してくれてるのにな…」で傷。 「学校に行けないなんて…なんてダメなんやろ」で傷なんです。 頭は「学校に行くべきだ」と言ってくる。 心は「でも無理なんだよ」と言ってくる。 そして一歩一歩傷ついていき、部屋に入り、パタンと戸を閉じます。 しばらく立ち直れないぐらいの重傷を負って。 「出てきなさい!!」 って言われても、無理ですよ。

■ 織田信長の撤退

織田信長の出陣って、めっちゃ早かったそうです。 部下が準備してる間に、ハイヤー!って出ていっちゃった。 で、部下は死にものぐるいで追いついてきて、そのまま戦。 で、すごいのが撤退もめちゃくちゃ早かった。 「あれ?殿は?」 部下が気づかないうちに撤退しちゃってたり。 戦というのは頭とられたら終わりですもんね。 逃げるとき後ろ向いたりしない。 殿はすぐ逃げないと。 だから全力疾走で前向いて撤退するんですね。

■ ひきこもり上手

逃げるときは前向いて逃げる。これがいいんですね。 傷は最小限。 まして、自分で自分を傷つけるようなことはありません。 こけずにね、電柱にぶつかったりせずにね。 心が確かに「行けない、行きたくない」って言っている。 その声を信じてあげて、全力で回れ右!前見て逃げるんです。 それがいい。 自分を責めることないんです。 で、離婚の話に行きますね。

■ 離婚は明るくしてはいけない

離婚って明るくしてはいけないそうです。 ほら、明るくしちゃったら「離婚って簡単にできるんだ」みたいな空気が生まれ、離婚を助長する風土ができます。 文化にもよるのですがね。 離婚が当たり前のような国があるのだから。 「助長したっていいじゃないか!」 と言われればそれまでです。 でも、千石の周りで離婚された方に明るく離婚した人はいません。

【引用】よく剣道の道場でも、根性入れて、すべてを懸けて、剣道に打ち込んでいる弟子がいると、お師匠さんがこんなふうに声をかけます。 「お前、もう少し、肩の力を抜けよ」 でも、この「肩の力を抜けよ」という言葉は、最初から力が抜けてる人にはかけません(笑)。 【出典】PHP研究所『強運』P122 著:斎藤一人

離婚に落ち込み、暗くなり、自分を責める…。 そういう人ばかりなので、今回の記事は、やはり全力で逃げることをオススメしたいと思います。

■ 離婚も全力で逃げてくる

「一生一緒にいるって決心して結婚したんだから…」 「この人と添いとげるって覚悟して家を出たんだよ」 結婚は勢いとはいえ、軽い気持ちでできる人なんていないのだと思います。 そんな真摯な気持ちで築き上げた家庭を終わりにする。 それは、離婚に向かうまで、離婚を決心するまで、一歩、一歩、自分を傷つけながら歩くことなのでしょう。 そして離婚が決まっても、自分の心の中に閉じこもり、 「あんなにみんなに祝福されたのに…」 「私は…ダメだ」 さらに自分を責め続けてしまいます。 周りの幸せ、笑顔を願うあなただから、「申し訳ない」なんて自分を傷つけ続けるんですね。 もう十分ですよ。罪悪感、感じることなんてないのだと思います。 どんな罪だって一度裁かれたら終わりなんです。それを、同じ罪で何度も何度も自分を裁き続ける必要なんてありません。 「結婚するときの覚悟が足りなかったのかな…」 いいえ、あなたはしっかり覚悟できていたのだと思います。 何より自分を責め続けていることが、その覚悟が簡単になされたものではないことの証明です。 もう責めることなんかない。 「これでよかった」 あなたが一日でも早くそう思えることを、心から祈っています。 長い文章、最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。