アイデアホイホイ〜3分のヒマつぶし

入れて出す、3分間・・・アイデアを、だよ?

アイデアホイホイセイレーン

説得力を生む「格言っぽさ」?

【引用】 私たちは、格言めいたもの、諺めいたものを聞くと、「そんなものかな」と思う心理がある。

【出典】大和書房 『「人たらし」のブラック交渉術』 著:内藤誼人

■ 格言に弱い

いいたいことに筋を通すとき、よく格言を出します。 そして、ほとんどの人が格言を聞くと、 「そうかもしれないなぁ」 と思っちゃう。 何かバックグランドみたいなのを感じちゃうんですよね。 ●昔からいわれてきた諺なんだから、真理をついているにちがいない。 ●あんな偉人がいうことだから、さすが名言だ。 畏怖の念を感じるぐらいなんだから、歴史や権威にはほとほと弱いのです。 文章に使わない手はないです。

■ インチキ格言

で、ここぞというときに、格言・名言・諺を使うのは難しいですよね。 TPOっていうんでしたっけ?バッチシのタイミングで使うにはどうしたらいいか? 「ストックしかない?」 そうなんですね。 数打ちゃ当たるで、いっぱい格言知ってれば、バシっと決められます。 でも裏技もある。 インチキ格言を作る 「ふざけんな!そんな格言で説得されるか!」 いや、確かに説得力が出るようなんです。 それに関しては、こんな名言もあります。 ~我に力があるのではない。この王冠、そしてローブに力がるのだ~ この名言の意味することは、 ●人が制服、その雰囲気にいかに弱いかということと、 ●制服・権力を脱げばタダの人…だから慢ってはいけない、という意味です。 誰がいった言葉かといいますと、なんとあの人がいったんです! 千石弥一さんです!!…私です、ごめん。

■ 雰囲気に弱い

制服にしてもなんにしても、人は雰囲気に弱い。 経験ないですか? デパートとかで、ちゃらんぽらんな服装で行ったときは応対されないのに、 スーツやらセレブっぽい格好して行ったときは絡まれまくる。 白い軽自動車が割り込んできたら「なんじゃこいつ!」、 黒塗りスモークのベンツなら「うを!よかった、当たらなくて」 言葉も同じだと思うんです。 雰囲気があるもん、やっぱり。 〈テイゲン博士によると、私たちは、“格言っぽさ”とか“諺らしさ”という雰囲気に弱いのであって、そういう雰囲気を漂わせている表現なら、たとえインチキなものでも、真実だと評価されるのだという〉

【出典】大和書房 『「人たらし」のブラック交渉術』 著:内藤誼人

格言で文章に説得力を増しましょう! いざというときは、名言っぽさで勝負です。 内藤誼人さん、ありがとうございました。 読んでいただき、ありがとうございました。