アイデアホイホイ〜3分のヒマつぶし

入れて出す、3分間・・・アイデアを、だよ?

アイデアホイホイセイレーン

小さい成長のすすめ

魔女「何か願いはあるかね?」 子ども「背を高くしてほしい!」 魔女「よし、その願い叶えてやろう」 魔女はピザを作るときの伸ばし棒を持って、寝かせた子どもにかけてやりました。 魔女「よし、できたよ」 子ども「ホントだ!高〜い♪やった!ありがとう♪」 魔女「いやいや、どういたしまして」 魔女の家から出るなり子どもは、ぴゅー、 「あーれー」 風に飛ばされてしまいました。 一仕事終え、窓際のテーブルに座っていた魔女は、 魔女「あんれま、またヒラヒラとよく飛ぶねぇ。少々薄くしすぎたかしら。」 ゆっくり茶をすすっていたとさ。

■ アイデアフレーズ

【引用】焦らず、ゆっくり自分を磨いていく。竹のように節をたくさん作り、大樹のように年輪を刻んでいく−、その先にビジネスパーソンとしての成熟が待っている。 【出典】かんき出版『リッツ・カールトンで育まれたホスピタリティノート』P135 著:高野登

◆ 小さい成長のすすめ

バブルで急成長した会社の経営とかけまして、 涼しい日陰でヒョロヒョロ伸びた植物のケアととく。 その心は? どちらも根が無く、難しい。 身長を伸ばしたい!って伸ばし棒で平らにされたら、多少の風にも飛ばされてしまいます。 根が無く、急成長してしまった木も弱く、すぐに倒れてしまいます。 大きい成長、短期的な効果、人はそれが大好きな生き物ですが、先が無い。 小さい成長を愛すべき理由はここにあります。 土で見えないぐらいの成長を感じとる感性とともに、その成長を涵養に育てていく気長さを身につけたいです。 水を染み込ませるように養うこと、「涵養」、やっぱこの言葉好きです。 今日もありがとうございました。