■ 新しく踏み出す勇気
受験前の友だちが進路を変えました。 臨床検査技師、そこを目指す上で通るだろう大学のオープンキャンパスに行ったそうです。 何か違うぞ。 大学生になった自分を想像したら興味がわかない。 これはダメだ。 自覚はあったんだそうです。進路のことをテキトウに考えていたことを。 不安だったと思います。 高3夏休みにして志望校が無くなってしまった。 でも、それからオープンキャンパスに行きまくっていろいろ見て、管理栄養士という道を彼女は見つけました。 今は興味わくわくで突き進んでいるそうです。 なんだか尊敬をしてしまいました。 もし自分が高校三年生で、 「今の進路は違うかもしれない」 そう気づいたとき進路を考え直せるだろうか? 考え直しても変える勇気はあるだろうか? それよりも進路を失い迷ったとき、自分の「これだ!」と思うようなものをまた探す気力を起こせるだろうか? あの頃に自分には、考え迷い止まっているだけ、結局道は変えられなかったと思います。 今でもどうだろう… 尊敬するなぁ。
■ 気力を生み出すもの
【引用】情報や知識だけでは、パワーになりません。 パワーを生み出す唯一のものは「行動」だけです。 【出典】フォレスト出版 『1063人の収入を60日で41%アップさせた~目標を達成する技術』 著:マイケル・ボルダック 訳:堀江信宏
迷い考え立ち止まることも大切かもしれません。 いったい自分にあっている進路はどこなんだ? どんなことを自分はやりたいんだ? でも、悩み続けていて気力がどんどん落ち込んでいくなら、とりあえず行動してみるのがいいのでしょう。 心が体に影響を及ぼすように、体も心に影響を及ぼします。 そんなことを言っても行動が起こせないんだよ。
■ 人を行動させるものとは
怪我をしたとき痛みを感じるのはどうしてでしょうか? それは何とか処置をしなければ危険だからです。 痛みがあるからこそ、人はその傷口をなんとかしようと行動を起こし、手当をして事なきを得ます。
【引用】痛みという原動力がなければ、私たちは人生を変えようとは、なかなか思いません。痛みがあってはじめて、人生を変えたいと思うのです。 つまり、痛みが変化への原動力なのです。 【出典】『目標を達成する技術』
行動できないのは、痛みが足りないからかもしれない。 痛みを感じてすらいないからかもしれません。 どうせ悩み考えているのなら、このままその進路ですすんだときの最低のシナリオを考えてみてはどうでしょう。 やばい、やばいよこれは… そんな危機感が人に行動を起こさせます。 でも、それだけで行動が持続するのか? 答えはNOです。
■ 行動を持続させるのは
ひどい痛みを感じ続ければ、人は死んでしまいます。 痛みから逃れようとするための行動だけでは、長続きしない。 そんなときは、
【引用】人にとって心地いい動機。『楽しいことのために頑張る!』『このことが嬉しかったから、勉強する!』。これは爆発性はないかわりに、長続きするの。 【出典】スリーエーネットワーク 『「勉強したくない!」を活用する~ゆうき式逆転発想勉強術』著:ゆうきゆう
痛みによって最初の行動を起こしたら、次は 「その行動を起こし続けることでこんな自分になれる♪」 そんなワクワクする想像をすれば、行動を続けられるのでしょう。 進路を失い、自分のピンチを感じ、行動を起こし、ワクワクする自分を見つけ、道を歩み続ける。 友だちを尊敬しています。 受験ファイト。