アイデアホイホイ〜3分のヒマつぶし

入れて出す、3分間・・・アイデアを、だよ?

アイデアホイホイセイレーン

子どものやる気を引き出す言葉

【概要】「あれしなさい」「これしなさい」というだけでは芸がないのかも。

■ 自己肯定感を下げてしまう

子どもに何かをやらせたいとき、 「さっさと片づけなさい!!」 と怒ります。 色々なことをしないといけない…仕事でもなんでも、忙しいときは即結果を求めてしまいます。 子に何かをやらせるには怒るのが手っとり早い。 でも、あんまり怒ってばかりというのも芸がないのかもしれません。 芸がないだけではなく、子ども自身の自己肯定感を下げてしまう可能性もあるようです。

【引用】子どもの方向づけを、「叱る」「怒る」という方法ばかりでしていると、最初は言うことを聞きますが、そのうちに、反発するか、親の顔色を見るようになり、最後は、自分の存在は、親を不機嫌にさせる、親を不幸にする、自分なんかいないほうが、親はよほど幸せなんだ、と思って、自己評価が低くなります。 【出典】1万年堂出版『子育てハッピーアドバイス2』P49 著:明橋大二

「僕がいるせいで、お母さん、機嫌が悪いんだ…」 「僕なんか、いないほうがいいのかな…」 なんて思うの、なんだかかわいそうですよね。 ならどうしたらいいんでしょう。 それには、三つの言葉で子を促していくのがいいそうです。

■ 子どものやる気を引き出す言葉

【引用】 「ありがとう」 「助かったよ」 「うれしいよ」 という言葉で方向づけしていくと、時間はかかりますが、自分の存在は、親の役に立つんだ、親を喜ばせることができるんだ、と、自己評価が高くなる、ということです。 【出典】1万年堂出版『子育てハッピーアドバイス2』P49 著:明橋大二

大好きなお母さん。 お母さんが喜ぶのは、とっても嬉しいです。 お母さんの「ありがとう」や「助かったよ」や「うれしいよ」という言葉は、子どもをよい方向に促していくだけではなく、 「僕がいると、お母さんが喜んでくれるんだ」 子の自己肯定感を育んでいくこともできるのですね。。

■ 即おいしい…でも、それで終わり

ひまわりの種を目の前にいた子が一粒拾いました。 「これ、食べれるんだぜ!食べよっかな♪」 「えぇぇぇ…ねぇ、植えない?もっと食べられるよ☆たっくさん♪」 「それ、いぃぃねぇ!!」 そして、道路のわき、コンクリートの隙間に植えていました。 「…そ、そこはタンポポは育ってもひまわりはどうかなぁ…。おじさん、きついと思うぞ」 「え?そう?んじゃ、家で植えよ!」 「うん、そうしよう!」タッタッタッタッタ… 今すぐ食べればそれでおしまい。 ゆっくり育てれば、たっくさんの種がまた実ってくれる。 即効果を求め、「叱る」「怒る」が必要なときがあるかもしれませんが、多くはやさしい言葉で伝えていくのがいいのでしょう。 「助かるんだけどなぁ」「うれしいなぁ」「ありがとう」の三つを使ってみてください。 ありがとうございました。