■ 夢をかなえるゾウ
『ウケる日記』『ウケる技術』『バッドラック』の水野敬也さんを世にズバーンと知らしめた作品といっていいのだと思います。 『夢をかなえるゾウ』 自己啓発小説がドラマ化なんて聞いたことないんですが、ドラマになるのは本当らしい。
【引用】自分の中に足りんと感じてることがあって、そこを何かで埋めようとするんやのうて、自分は充分に満たされている、自分は幸せやから、他人の中に足りないことを見つけ、そこに愛を注いでやる。この状態になってこそ、自分が欲しいと思ってた、お金や名声、それらのすべてが自然な形で手に入るんや。だってそやろ?…(続く) 【出典】飛鳥新社『夢をかなえるゾウ』著:水野敬也
■ 夢をかなえるゾウの内容
夢をなくしたサラリーマンの主人公が、それでも「変わりたい!」とヤケ酒に酔いながらも願ったところ、 「だれやあれへんがな。ガネーシャやがな」 出てきた神様はなんとデップリした関西弁のゾウでした。
■ 夢をかなえるゾウのお題
『夢をかなえるゾウ』には読み方があります。 ゾウの神様ガネーシャは、主人公に毎日課題を出していきます。 それを主人公と一緒に実行していくんですね。 課題は下のようなものです。
- 靴をみがく
- コンビニでお釣りを募金する
- 食事を腹八分におさえる
- 人が欲しがっているものを先取りする
- 会った人を笑わせる
- トイレ掃除をする
- まっすぐ帰宅する
- その日頑張れた自分をホメる
- 一日何かをやめてみる
- 決めたことを続けるための環境を作る
- 毎朝、全身鏡を見て身なりを調える
- 自分が一番得意なことを人に聞く
- 自分が一番苦手なことを人に聞く
- 夢を楽しく想像する
- 運が良いと口に出して言う
- ただでもらう
- 明日の準備をする
- 身近にいる一番大事な人を喜ばせる
- 誰か一人の良いところを見つけてホメる
- 人の長所を盗む
- 求人情報誌を見る
- お参りに行く
- 人気店に入り、人気の理由を観察する
- プレゼントをして驚かせる
その一つ一つにどんな意味があるのかを考え、ガネーシャに教えてもらいながら実行してみる。 なぜ巷にこれほど成功法則があふれているのに、成功しない人がいるのか? それは実行しないからではないか? 成功法則、神の原則を知っているだけで得意になり、行動に移していなければ経験も生まれなず、結局何も変わらない。 ガネーシャは最後の課題の前に私たちにお願いをします。 「最後の課題を必ず実行に移すこと」 そして最後の課題は、
- やらずに後悔していることを今日から始める
- サービスとして夢を語る
- 人の成功をサポートする
- 応募する
- 毎日、感謝する
■ 夢をかなえるゾウの読み方
この本はなんていうか、一日でバーっと読めてしまうのですが、そうするのがもったいない本です。 朝15分だけ早く起きて、『夢をかなえるゾウ』ガネーシャの話を一つ読んでみる。 ジョン・ロックフェラーのことは君づけ、 本田宗一郎さんのことは宗ちゃん、 松下幸之助さんのことは幸ちゃんといってしまうガネーシャの偉人伝は面白くためになります。 何より、一日を笑いで始められるなんて、なんとも素敵じゃないですか。 そして課題を一つこなす。 上の課題を見てもらえば判ると思いますが、一つ一つがとても小さく簡単なことです。 その小さなことをバカにせず実行に移していくことで、大切な何か、積み重ね涵養していくことの大切さのようなものが身体に染みこんできます。 一ヶ月かけて一冊をじっくり読むなんて初めての体験でしたが、ページが最後に近づくにつれ、『夢をかなえるゾウ』を読み終わりたくない…ガネーシャと別れたくない、そんな気持ちがわいてきました。 それはまさに主人公とリンクしていくような感じで…。 確かに積み重なった一ヶ月の実感を、ぜひこの『夢をかなえるゾウ』で体験してみてください。
【引用】だってそやろ?自分らは、お金も、名声も、地位も、名誉も、自分で手に入れる思てるかもわからんけど、ちゃうで。むしろ逆やで。お金は他人がお前にくれるもんやろ。名声は、他人がお前を認めたからくれるもんやろ。全部、他人がお前に与えてくれるもんなんや 【出典】飛鳥新社『夢をかなえるゾウ』著:水野敬也
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