アイデアホイホイ〜3分のヒマつぶし

入れて出す、3分間・・・アイデアを、だよ?

アイデアホイホイセイレーン

報われる一生懸命。報われない一生懸命。

【引用】 一生懸命やっているのに、思うほど前に進めない、「なんかどん底だな」と感じたときは、「深刻と真剣の違いはなにか」を考えます。

【出典】扶桑社 『すごいやり方』 著:大橋禅太郎 倉園佳三

■ 深刻って何?

あなたが必死で何かを取り組んでいるシーンを想像してみてください。 やらなければいけないことをやってるときを思いだしてください。 。 そのときどんなことを考えていますか? ・うわぁ、やらんとあかん… ・どうせこれやっても、やり直しなんでしょ… ・えっ、こんなん無理、できっこない ・ぅぅぅうう、失敗したくない ・負けたら、どうしよう もうイヤイヤですよ。 イヤイヤですけど、やらないといけない。 これはこれで一生懸命です。 イヤイヤなものを、頑張ってやってるんだから。 これを【深刻】といいます。 自分の力を発揮できません。 なぜなら、「本当はやりたくない!」という意志を抑えつけるのに力の半分を使われているから。 【深刻】だと力半分で取り組まざるをえなくなるんですね。 創造性、アイデア、ひらめきの力も半減ですよ。 スポーツの試合でも【深刻】の罠があります。 「負けるかも…」という不安、これは【深刻】そのもの。 不安に立ち向かうことに力半分使われて勝てるでしょうか? ちょっと勝てるもんも勝てなくなりそうですね。

■ 真剣って何?

【深刻】の対岸にあるのが【真剣】。 【真剣】だと力が発揮されます。 全勢力を取り組んでいることに活かせます。 頭の扉全開で、アイデアがこんこんあふれでてくる。 【真剣】なとき、どんなことを考えているのか。 ・よし、俺がやったろ! ・次こそOKもらったる! ・とりあえずやってみよ、もしかしたらできるかもしれない ・失敗しても何かに活かすさ ・勝てるかもしれない 【深刻】は『やばいことが起こるかもしれない』と思いながらやること。 【真剣】は『イケるかもしれない』とワクワクしてやること。 「できないかもしれない」は「できるかもしれない」の裏返し。 「やらされてる」ことも「やらせてもえる」と思えるかもしれない。 そう【真剣】とは、 可能性に目を向けることであり、自ら由として行動することです。

■ 深刻か。真剣か。見分け方

その行動の結果を予想してみてください。 マイナスの方が強く見えます?なら【深刻】です。 プラスの方が強く見える?やった!【真剣】じゃないですか。 強く見えるっていっても確率の話じゃないですよ。 結果を考えたとき、オドオドが強いか?ワクワクが強いか?って話です。 確率を考えると大抵マイナス面がクローズアップされます。 往々にして【深刻さん】は確率統計が得意(笑) 「俺作家になろうと思うんだ!」とか夢を語ると、 「作家の何人に一人が食えてるか知ってんのか?」と有り難いお話しをくれます。 知ってるけどワクワクしちゃうんですよね。 オドオドだと【深刻】。ワクワクだと【真剣】で見分けてみてください。 もう一つ見分け方があります。 今、行動を起こしている状態を「もう一人の自分」で眺めてみてください。 パソコンに向かっている自分の、少しナナメ後ろぐらいに立つ感じです。 「どうだい?」っと急に上司が声かけてくれる立ち位置ですか。 見えた自分は悲劇の主人公ですか?「うわぁ、絶対イヤ」 もしくは、喜劇の主人公ですか?「ははは、やってるなぁ。やってるやってる。」 これは石井裕介さんに教えていただいた方法です。 今あなたは、深刻?真剣? 真剣な状態にコンディショニングしていきましょうよ。 考え方ひとつで、力が発揮できるならやったもん勝ちでしょ♪ イデアは、そんな人から生まれるんでしょうね。 ありがとうございました。

【出典】扶桑社 『すごいやり方』 著:大橋禅太郎 倉園佳三