アイデアホイホイ〜3分のヒマつぶし

入れて出す、3分間・・・アイデアを、だよ?

アイデアホイホイセイレーン

只より高いものは無いとは

龍馬伝、いつも楽しく見させてもらっています。 「引きさかれた愛」を見ながら、うちの奥さんは泣いていました。 「今まで長く待たせて、悪かったなぁ」 そう龍馬がいうシーン、言われるカオに自分を重ねたそうです。 「私も待ったわぁ…龍馬」 龍馬の生まれ変わりが自分かも、とか妄想する旦那にこの妻。似たもの夫婦か…。 龍馬伝の「遥かなるヌーヨーカ」と「命の値段」にちなんで、本日は「只より高いものは無い」というお話をさせてください。 どうぞ、よろしくお願いします。

■ 命について

【引用】人間は瞬間瞬間に、いのちを捨てるために生きている。いささか激しい言い方だが、私はそう思う。 【出典】イーストプレス人間は瞬間瞬間に、いのちを捨てるために生きている。』 P236「骨折りの記」著:岡本太郎

命について考えるとき、岡本太郎さんのこのフレーズが一番に頭に浮かんできます。 何か普段、忘れかけているものを思い出させてくれるような気がしませんか? 当たり前ですが、命とは限りのあるものであって、この世で受けた生は有限なんですね。 この一瞬一瞬を何気なく僕は過ごしていますが、確実に一歩一歩終わりに近づいているわけです。 捨てているんですよね。時間を。 毎日、毎時間、毎分、毎秒、カチッ…カチッ…カチッ…と時計が時を刻む度に。 龍馬伝では龍馬の父である、坂本八平さんが死の床でこんな言葉を龍馬に贈ります。

【引用】侍が己を磨き、高めよういう気持を忘れたら、生きておる値打ちはないぜよ。 この世に生まれたからには、己の命を使い切らんといかん。 使いきって、生涯を終えるがじゃ。 【出典】『龍馬伝』第7回「遥かなるヌーヨーカ」

どう生きようと燃やし切らねばならない命なら、なんとか人を明るく照らすような燃え方をしたいものです。

■ 只より高いものは無いとは

「只より高いものは無い」という慣用句を辞書で調べるとこうなっています。

【引用】只より高い物は無い ただで物を貰ったり何かしてもらったりすると、返礼に金がかかったり義理ができたりして、かえって高いものにつく。 【出典】岩波書店広辞苑

ちなみに英語で只より高いものは無いとは「What is bought is cheaper than a gift.」というそうです。 「買ったほうが、貰ったものより安い」というような意味でしょうか。 でも本当は違います。 違うというと語弊があるかもしれませんので、「只より高いものは無い」という意味は、こうやって考えた方がいいかもしれません。

■ 「只より高いものは無い」の本当の意味とは

斎藤一人さんのお話です。 「30万上げるので耳ください」と言われて、「どうぞ」という人は何人いるのでしょうか? 「1000万上げるので、両目をください」と言われて、光を失える人が何人いるのでしょう。 目は只でいただきました。 鼻も口も耳もです。

【引用】本当の貴重品、頭でも何でもそうだよ、タダでいただいてるの。命だってそうですよ。だから、 「タダより高いものはない」 って、本当の意味はこっちなんです。 【出典】角川書店変な人が書いた人生が100倍楽しく笑える話』P55 著:斎藤一人

毎日燃やし続けている、価値をはかることことができない命すら、もらいもんなんですね。只で。

【引用】ノーベル賞学者が束になってかかっても、世界中の富を集めてきても、これだけ科学が進歩しても、たった一つの大腸菌すらつくれないのです。 つまり生命をつくることができないのです。 だとすれば、大腸菌にくらべたら六十兆という天文学的数値の細胞からなる一人の人間の値打ちというものは、世界中の富、世界中の英知をはるかに上回るといっていい。 【出典】サンマーク出版生命の暗号』P201 著:村上和雄

世界中の富、英知が結集しても作れないほどのものを、今僕はもらっているのですね。 これこそ「只より高いものは無い」に違いありません。 命を燃やすということは、毎秒とてつもない額のお金を捨てているのかもしれません。 それなら、めいいっぱい生を楽しみたいように思います。 この贅沢に感謝しながら。 「命の値段」をはかることができない価値観の中で住んでいる幸せを感じています。 今日も長い文章を読んでいただきありがとうございました。 あなたによきことが雪崩のごとく起こりますように。 あ、少しテーマを絞ったブログをアメーバで立ち上げてみました。 「ウケるフレーズ研究所」です。 あくまでこちらのアイデアホイホイがメインですので、記事の数が100を越えたあたりで本にしていただいて、様子を見ようと思っています。 ブログを書いている方、ツイッターをやっている方で、「なんかちょっとクスっと笑えるフレーズ書けたらなぁ」とお考えなら、一緒に勉強しましょうよ♪ よかったら応援、お願いします。 ありがとうございました。