
いつもニコニコしていて、40代なのに30前後にしか見えない素敵同僚がいます。Kさんです。 スゴいなぁ、こんな女性になりたいなぁ、まずは性転換からかぁ、ハードル高すぎるなぁ… と考えていたんですけど、Kさんがこんな話をしてくれました。
私ね、いつも周りの人に 「Kは悩みなさそうでいいね」 って言われるの。 前の職場でも、学生の時もそうだったなぁ。 「そぉお?これでも悩んでるんだけど」 「見えない見えないっ!」って。 そんなに悩みなさそうに見える?
とりあえず「いやいや、悩みない人なんていないですから」というような通り一遍の返事をし、フッと斎藤一人さんの話を思い出したので、Kさんに紹介しました。 その斎藤一人さんの「覚悟の話」とからめながら進めさせていただきたいと思います。 Kさん、ますます尊敬しています。
■ 人の倍、苦労を成長に変える人
同じ苦労をしていても人の倍、3倍と自分の成長につなげてしまう人がいます。 どんな人だと思いますか? 中谷彰宏さんの名言集には、こう書かれています。
【引用】成功している人ほど、努力の跡を見せません。だからといって、決して努力していないわけではありません。努力をして、さらにエネルギーをさいて、努力の跡を消しているだけなのです。努力の跡を消すことも、一つの努力です。努力しながら努力の後を消している人と、努力しない人とは、天地の開きがあるのです。 【出典】ダイヤモンド社『中谷彰宏 名言集』P122 著:中谷彰宏
普通でも大変なところを、それ以上にその苦労を隠す努力をしている。 そりゃ同じことをしていても普通の人より倍身に付くのも当然な気がします。
■ 幸せになる斎藤一人さんの『覚悟の話』
それでです。 Kさんに紹介した斎藤一人さんの話は、この話。
【引用】周りの人から 「あなた苦労したことないでしょ」 っていわれたら自分の勝ちなの。なぜかっていうと顔とか言う言葉が苦労に負けてないの。 ね、だから、嫌なことが起きようが何しようが絶対言葉に出さない人は、必ず苦労に負けない人なの。 だからまず、覚悟しなくちゃダメなの。 しっかりおなかを、腹を決めてやるぞと思った人に必ず奇跡が起きるの。 だから幸せになる覚悟をする、しなくちゃいけないよ。 【出典】『覚悟の話』話:斎藤一人
幸せになる覚悟っていうのが何かっていうと 「嫌なことがあっても何があっても人に出さない」 そんな覚悟です。 Kさんがそんな覚悟をしたかというと、してないとは思うのですが、それを自然にできてしまっているなんて、とてつもないものを感じてしまうんです。 禅の言葉にも、こんなものがあります。
■ せっかくの機会、成長に変えて
【引用】「ただまさに、やわらかなる容顔をもって、一切に向かうべし」。 この言葉は道元禅師の言葉で、「どのような場合でも、柔和な態度でものごとに接しなさい」という意味です。(中略) 辛い場面、むずかしい局面にあるときこそ、笑顔のあるやわらかな気は、そこに幸せを運んできます。 【出典】実業之日本社『禅的シンプル仕事術』P66-67 著:枡野俊明
嫌なことを嫌と思うのは当然です。 もう、本当に毎日が嫌なことだらけ。 でも、その一つ一つにプンプンしていたら身が持ちません。 悩みは決して無くならない。愚痴ろうが、わめこうが、何しても無くならない。 なら、せっかくだったらクヨクヨしていないで、笑っていた方が人生楽になるような気がしませんか? 同じ苦労をするなら、1の苦労で1の成長より、1の苦労で3の成長、3の幸せを感じたい。 それでね、自分のことをいっぱい誉めてあげる。 「いやぁ、私って本当に頑張ってるなぁ、こんなに人の前で笑顔で…エラい!」 どうしても笑顔でいられなくなったときも、自分を責めたりしないでください。 次また笑顔になるために思いっきり泣いてね。 よしっ!僕もがんばって覚悟決めます。 本日も最後までおつきあいいただきありがとうございました。 あなたに全てのよきことが雪崩のごとく起きます。