■ 人と会いたくない症候群
【引用】相手との共通の話題をうまく見つけられず、なかなか会話が続いてくれない。 そのせいで"人と会いたくない"パターンにハマっているときがありました。 話題が見つからない。ならば「作ればいい!」(中略) 1、人と会う予定の前に、「差し入れの準備」という予定を入れる。 2、相手が喜びそうな情報を集める。 3、話題のお店で手みやげを買う。またはコンビニで話題の商品を買う。 【出典】サンクチュアリ出版『ちいさな工夫』P18-19 著:吉山勇樹
■ 人と会いたくない…のは
嫁の出産報告に、彼女の職場へと出向きます。 こういうときって、気を使いますよね。 「…うわぁ、会話続かなかったらどうしよう…」 「社長になんて挨拶したらええんやろ…」 「あれ?しょっぱなって 『家内がいつもお世話になっております?千石です。』 いや、『千石です。家内がお世話になっております。』かな。」 行くしかない、行って当たり前、そんな覚悟が決まれば行けるのですが、 生半可な気持ちで「もしかして行かなくてもいいんじゃない…」なんて思っていると、行けなくなることもあるのかもしれません。 今回は大丈夫ですが、僕にも経験があります。 営業ね。 「あの社長怖いからなぁ…うん、今日はいかん方がええよな。明日にしとこ。アポもその方がね。」 明日はいつになっても訪れません。 営業は、相手の人と友だちのようになってしまえば、とても行くのが楽しみになります。 初めて、もしくは慣れない相手、というのは「話が続かない恐怖」がチラチラして、 「会いにいくのやだなぁ」ってなるのですね。 初対面を苦手に思うのも、そこの「話が続かない」というところの恐怖によるものが大きいのかもしれません。
■ ちょっとの予習が足取りを軽くする
一番は「話続かなくても大丈夫さ」とか思っていると、挨拶に行くのも、営業にいくのも、初対面の場にいくのもなんでもありません。
今年もバーベキューに行くのですが、立食もええとこな会場なので、初対面の輪に殴り込む練習にとてもよくて好きです。よろけるふりして入って、よろけるふりして出ていけばいいもの。
全体的に「話続かなくても大丈夫さ」な空気というか、気持ちよくて「箸が転がっても面白い年頃」を思い出させる雰囲気が、初対面OKという気にさせてくれます。
「何?お前がこの仕事をやるなんて聞いてないって?今言ったじゃないか!」はヒドいけど、
「何?俺たち初めて出会った?3秒前から出会ってるじゃないか!わっはっは!」は最高です。
「初めまして!」
「いや、去年も会ってるけど?」
「わははははは!楽しいね♪」
みたいなこともあるけど。
話を戻しまして、営業は話続けてなんぼですかね。
となると別の対策が必要でしょう。
これが冒頭の話ですね。
相手の情報を少しだけ仕入れておく。話のネタをちょっと用意しておく、これだけで「人に会いたくない症候群」から解放されます。
だいたいこちらが話さなくていいんですよね。
すべらない話を初めから最後まで準備するのは大変。
でも、人付き合いは、相手の話を引き出すきっかけを用意すればいいようです。
付き合いが長くなると居心地がいいのは当たり前。二人の時間の長さ、経験、思い出それだけで、話のひっかかりになるもの。
はじめての人、慣れていない人と出会うなら、「どんな質問するかな?どんな話を聞くかな?」という準備をしておけばいいのですね。
共通の話題が見つかるまでが勝負。なら見つけておけば勝負は試合前から決まっております。
さてさて、今から社長に会うのだけど、どんな話を聞こうかしら。
「うちの家内は、超内弁慶なのですが、まさか外でも弁慶だったのではないでしょうか?」
あ、これいいな。嫁の外の顔を聞くか!
僕の知らない顔をむき出しにムキムキしてやる♪
あっちいったりこっちいったり飛び飛びの文章ですが、おつき合いいただき、ありがとうございました。