アイデアホイホイ〜3分のヒマつぶし

入れて出す、3分間・・・アイデアを、だよ?

アイデアホイホイセイレーン

モテる悲劇

■ 天竜人は不幸

漫画『ワンピース』の中で、神のような存在として扱われている人間が「天竜人」。 美しい奴隷を従え、妻も何人もいる。 綺麗なおなごを見かければ、 「決めた。ワシの嫁になれ」 飽きた妻は捨ててしまいます。 欲望は尽きることを知らず、周りに美女をたくさんはべらせているにも関わらず、また次々と女性を求めてしまう。 幸せでしょうか? こうなってくると、ちょっとやそっとの幸せでは満足できなくなります。 この天竜人でいえば、少し可愛いぐらいでは目にも入らないのでしょう。 満たされることのない欲望、これは不幸です。

■ モテる悲劇

同じように、モテてしまう不幸というのがあります。 あまりに男(女)を知ってしまうと、いい人を見つけるのが難しくなってしまう。 「A君は、前付き合ったB君と嫌いなところがそっくりだし、C君はD君よりアノ面でいまいちなのよね。E君は…」 選択肢が多くなると、人は選べなくなる。 そして、上を知りすぎると、人は下を認められなくなります。 もちろん、こうなってしまう人ばかりではありませんよ。 モテながらも相手を誰かと比べることなく、その人の良さを見つけ出せる方が、僕の友だちにはたくさんいます。 でもまぁ、モテてモテてよりどりみどりで、目が肥えてしまうことが必ずしも幸せではない、という話ですね。 グルメでも庶民的な味の良さを楽しめる人はいいが、グルメなばっかりに最高級の料理しか口にできないなら、僕は少しカワイソウかなぁと思うのです。

■ モテない幸せ

モテない、というのは幸せなことかもしれません。 モテすぎて、 「いい男いなーい」 と言っている人よりよっぽどです。 僕だけかもしれませんが、恋に恋してた時期なんて、周りの女の人がみんな素敵に見えました。 嫁「飢えてたの?」 いや、そういわれるとアレなんだけども…。 こういう時期は目が見開かれていますので、異性の素敵なところを見つけるのがとても上手です。 「なんて世の中には素敵な人が多いんだろう!Aさんは○○なとこがいいでしょう♪Bさんは…」 その「人の魅力を見つける力」を磨けばいい。 そして、素直に思った通り相手に伝えちゃえばいいのだと思います。 「相手に直接伝えるのは恥ずかしい…」 なら、友だちと噂をするときに相手のことを誉めればいいでしょう。 何が変わるか? 見える世界が変わってきますよ。 素敵な人があふれる世界を好きになり、そんな風に世界を見れる自分を好きになれます。 今のうちに磨いときませんか?人の魅力に気づける力。 自分はモテない、そう感じているならチャンスです。 ヒドい人と付き合い、ヒドい恋愛をした…そんな人もチャンスです。 本当にモテるというのは、一番好きな人に愛されること。 そんな相手にめぐり逢うまでに、人の魅力に気づき、人を愛せる人間になれたらいいんだろうなぁと、僕は思っています。 今日も最後までありがとうございました。