■ 怖い技、ネガティブホロウ
ワンピースご存じですか? あの、服ではなくて海賊漫画のです。 その中にウソップというキャラがいるんですよ。 主人公で船長のルフィをはじめ、ゾロ、サンジ…もう周りのキャラがとても魅力的で強くて、当のウソップは射撃が得意なんですが弱いのです。 あるときルフィ一味はスリラーバークという、島並にでかい巨大な海賊船に迷い込んでしまうんです。 スリラーというだけあって、船全体がお化け屋敷。 そこで現れる敵にゴーストプリンセス、ペローナというのがいるんです。 これがなんともえげつない技を使ってくる。 技名「ネガティブホロウ」 飛ばされたそのゴーストに触れるだけで極限までネガティブになり、生きる気力すら失ってしまうという。 OTL… ルフィ「もし生まれ変われるのなら…おれは貝になりたい」 OTL… フランキー「生きていく自信がねェ…死のう」 OTL… ゾロ「生まれてきてすいません……」 ゴーストは霊体です。斬撃も炎も打撃もきかない。 orz… フランキー「そうだ!!ノラ犬などに踏まれたい!!」 orz… サンジ「サバ以下だ、おれという存在は…!死のう…」 orz… ゾロ「みなさんと同じ大地を歩いてすいません」
■ ネガティブホロウが効かない男
一味総ネガティブ。戦意喪失。生きる気力喪失。 ペローナがゾンビ達に命令します。 「捕らえろ!!!」 全員お縄か!?というところで起ち上がり、 周りのゾンビに弱点の塩を打ち込んだのがウソップです。 この技が効かないなんて未だかつて無かったこと。 ペローナは焦り、 「なぜだ!!!てめェ なぜひざをつかねえ!!!ゴーストは当たったぞ!!…一体どんな手を使って!!」 ウソップは言います。 どんな手も何も!!! おれは 元から!!! ネガティブだァ!!!! 何かの間違いだと、ペローナはネガティブホロウズと四体のゴーストを放つのですが、 ウソップを通り抜けたゴーストたちがことごとくネガティブ負けしてひざまずく始末。 il||li _| ̄|○ il||l il||li _| ̄|○ il||l il||li _| ̄|○ il||l il||li _| ̄|○ il||l ウソップ「いいかお前ら… 物事をマイナスに考える事において… このおれを越えられると思うなァ!!!!」
■ 無理に自信もたなくとも、できることはある
ダメな方にめちゃくちゃ自信満々なんですよね、ウソップは。 「自信ない自信ない」と自信が持てない自分をダメに思わなくてもいいと思います。 そこまで頑張って自信を持てないのなら、自信のないことに自信を持ったらいいじゃないですか♪ 自信がなくてもきっとあなたには素敵なところがあるはずです。 卑屈にならなくたっていい。謙虚さは武器です。 何が人の魅力になるかなんて一言では言い切れません。 初対面で流暢に話されるより、 口べたでも一生懸命話をしてくれる方に心を打たれます。 自信がなくても、 できることを、 それがたとえどんなに小さくたって、 一つずつやっていけばいいのではないでしょうか。 もう自信がないと愚痴んなくても大丈夫。 「自信がないことに自信満々ですっ!」 って言いながら行動している方が絶対楽しいですから。
【引用】自分のことあまり好きじゃない人 ぼくのこの指とまれ ムリヤリもう かわらなくていい 誰かのために何かできる人 明日まで競争しようよ 君の方がずっと早いよ 【出典】『コノユビトマレ』作詞SUGA SHIKAO
長い文、最後までありがとうございました。 『ワンピース』の尾田栄一郎さん、素敵なエピソードをありがとうございました。