すみません。本日は番外編で…というか趣味です。 もし、小学校の先生が卒業文集に載せるとしたら…、というエッセイ。 シチュエーションエッセイですね。 ではどうぞ、よろしくお願いします。
■ あなたが私に勇気をくれる。
「そうか、もう卒業なのか…」 私にとってこの思いが意味することは『別れ』。 うかんでは消えを繰り返すこの二文字のせいで、なかなか文書が進みません。 目がうるうる滝のよう、鼻水がとまらぬ大洪水、部屋中が涙と鼻水で水浸しになってきました。少し汚い。 だからいつもどおり変な話をします。パソコン爆発の話。 パソコンが苦手な人っています。私もそうだったのですが、苦手な人は最初パソコンのボタンにふれることができません。 なぜか? 答えはボタン一つ押すだけでボンっ! 爆発しちゃいそうな気がするから。 壊したらどうしようという恐怖があるんです。そんな人がパソコンに慣れるために必要なのは、 「大丈夫。爆発しないよ。」 という一声。 すると不安が消え、さわれるようになります。
【引用】どんなに間違ったキーを叩いても、爆発したりしません。故障したりすることすらありません。人生も同じです。 【出典】ダイヤモンド社『中谷彰宏名言集』P184 著:中谷彰宏
中学に行けば、いろいろな「初めて」をあなたは経験することになるでしょう。そんな中「大丈夫だよ」と言ってくれる先生、友だちは宝物です。そんな宝物をたくさん見つけてください。 この小学校に私が初めて来たとき、全校の前では 「みんなに会えるのを楽しみにしていました。」 と言いました。 でもそれは半分嘘です。 本当はみんなに食べられてしまうんじゃないか?と不安でしかたがありませんでした。 そんな不安を「大丈夫だよ。」とほぐしてくれたのは、あなたたちです。 あなたは私の宝物。これから誰かに「大丈夫だよ。」と感じさせてあげる人でいてください。 誰かの宝物でいてください。 卒業、おめでとう。
■ ありがとうございました
変なものに最後までつきあっていただき、ありがとうございました。 アイデアホイホイを、これからもよろしくお願いします。