ネコ科の動物に私は心底惚れているので、駅までの道にあるペットショップはちょっとしたトラップである。 目が離せない。 いったん歩き出すのだがまた戻ってきてしまう。 これではらちがあかない。 飼うか、十五万…やけど…。 うん、でもお前ほどかわいかった…
まだ高速に乗ってもいないのに、降りるときに支払う料金をぴったり用意してしまっている。 早く逢いたい。 逢って抱きしめたい。 一緒に布団に入ってあたためあいたい。 やさしくなぜてあげたい。 なめてほしい… あっ、その前にエサあげなきゃ。 待ってろよ…
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