〈効率よく考えるのであれば、生まれてすぐ死ねばいい〉
縄文時代を6年生と勉強しています。
それをやりながら思い出していたのが、この本『今日、誰のために生きる?』ひすいこたろうさんとSHOGENさんの本です。
どこの部分か。
【引用】「効率よく考えるのであれば、生まれてすぐ死ねばいい。
人はいかに無駄な時間を楽しむのかっていうテーマで生きてるんだよ。
お前の心のゆとりはどこにあるんだ?
お前の幸せはいったいどこに行ったんだ?」
でも、これ、昔の日本人の感性なんです。
ご覧ください。
かつての日本人が無駄を楽しんできた決定的な証拠を!
芸術家・岡本太郎がニッポンの美の源流と称えた、約5000年前の縄文土器(火焔型土器)です。
火で焦げた部分や吹きこぼれのあとがあることから、食べ物の煮炊きに使う土器だとわかっていますが、ここまで世界観を盛り込んで作っちゃうと、煮炊きに使いにくい、使いにくい!(笑)
でも、これぞ、無駄を楽しむ精神の結晶、ニッポンの心の原点だと言っていいでしょう。
【出典】廣済堂出版『今日、誰のために生きる?』P7-9 著:SHOGEN ひすいこたろう
SNSでも趣味でも仕事でもなんでもいいんですけど、
「こんなことやってて、何の意味があんねやろ」とか、
「無駄やん」とか、そういうこと感じたとき、ふと思い出したい。
【画像出展】 https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/548373
あ、私たちの先祖って、無駄を超楽しんで生きてくれた人たちだったんだって。
そしたらなんか、フッと笑えてくる。
笑えたら、人生勝ちでしょう。
「無駄なんてない」
そういう高尚な考え方もある。でも、こんな考え方もいいじゃない。
いやいやいや、無駄こそ超楽しいやんって。