「きゃぁぁぁ!」
って叫びたいのはこっちの方だ。叫んだのは嫁ちゃん。
便座で朝の競技にいそしんでいた私が叫んだのではない。
ま、公式には引退したのだが、毎朝の模擬戦は欠かしてないわけだ。
「なんで鍵しめないのよ!」
「なんでノックせんのや?」
「そもそも電気消してトイレするって何?」
「節電や!電力需給ひっ迫警報出そうやろ?それに精神集中するのに明かりはいらない。プロ意識やな。」
「なんのプロ意識よ!?」
あぁ、説明するのも面倒くさい。
家族こそ気づかぬものですよね、家族の正体を。
(詳しくは↑過去記事)
「普通カギしめて入るよねぇ?」
と、ついに嫁ちゃんが、娘子まで巻き込みだした。2対1では勝ち目はない。
がしかし、娘子のカウンター。
「いや、カギしめないどころか、
私、扉、しめないし」
アゴが外れる夫婦。
そういえば、、、この娘子は、トイレするときに扉をしめないんだった。
「お父さんもそうしたら?入ってるの分かるし。一石二鳥よ?」
えっと、何が一石で、どんな二鳥なんでしょう??
「しめた方がいいと思う。」と嫁ちゃん。
「俺も、さすがにそう思う。結果、驚かれようと。」
夫婦で意気投合した瞬間だった。
「子はかすがい」とは、このことか。