アイデアホイホイ〜3分のヒマつぶし

入れて出す、3分間・・・アイデアを、だよ?

アイデアホイホイセイレーン

太田肇著『「承認欲求」の呪縛』読書スタート

【引用】人は認められれば認められるほど、それにとらわれるようになる。世間から認められたい、評価されたいと思い続けてきた人が念願叶って認められたとたん、一転して承認の重圧に苦しむ。
スリムなボディを自慢したくてSNSにアップしたところ、「いいね!」をたくさんもらった。それからは期待を裏切らないためダイエットがやめられなくなり、摂食障害に陥ったという女性が実は少なくないそうだ。冒頭の「280km/h暴走男性」も、過去に何度も暴走する動画をアップしていたといわれる。おそらく最初はただ自慢したかったのだが、やがてそこに「期待に応えなければ」という意識が加わり、暴走をエスカレートさせたのだろう。

【出典】株式会社新潮社『「承認欲求」の呪縛』2019年2月20日発行 P7 著:太田肇

ブログを書いているのは「認められたいから」というのが非常に大きいです。

「自分のブログを読んでくれる人が、少しでも気楽になれればいい」

というものはありますが、自分が「認められたい」というのは隠しきれません。
その重圧から、

  • 期待に応えるのが難しい
  • 書くのが億劫に感じる
  • 価値を提供できている気がしない

そういう気持ちから、ブログ離れを起こすことがよくありました。
人に何かされたわけでもなく、自分が勝手に妄想してしまう「読み手からの期待」。
その幻の重圧にやられる感じですね。

「承認欲求を満たしたい」

この呪縛から、確かに逃れたいと思っている。
でも、ブログは続けたい。

承認欲求があるからこそ成長できてきた部分があるのですが、
その重圧により潰れてしまいそうになる。

このジレンマを解消したいのです。

【引用】本書の目的は、承認欲求が人間にとってどれだけ大切か、組織や社会にどれだけの恩恵をもたらしているかを述べることではない。むしろ隠されたその危険性、弊害をあぶり出して対策を講じることに主眼を置いている。

しかし、そうした承認欲求の「影」の濃さを浮き彫りにするためには「光」の明るさを感じておかなければならない。「谷」の深さを知るためには、「山」の高さを測っておく必要がある。実際、後ほど述べるように承認欲求による呪縛は、認められることによって得られるさまざまな効用と深く関係している。いわば「合わせ鏡」のようなものである。

【出典】株式会社新潮社『「承認欲求」の呪縛』2019年2月20日発行 P20 著:太田肇

人に認められたい。
けど、潰れず成長していきたい。

私は「承認欲求」を勉強していきます。