仕事をスピードアップ3部作。いよいよラストです。
仕事をスピードアップさせる3法則1【目標の法則】
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仕事をスピードアップさせる3法則2【分解の法則】
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【目次】
- ■ 仕事をスピードアップさせる3法則3【計測の法則】とは
- ■ 「記憶」と「記録」は違う
- ■ 【計測の法則】で「記憶」を「記録」にしていこう
- ■ 仕事をスピードアップさせる3法則3【計測の法則】参考文献
■ 仕事をスピードアップさせる3法則3【計測の法則】とは
【引用】【分解の法則】のつぎはどうすべきだろうか?それは、「測る」ということだ。【計測の法則】と呼んでいるもので、スピードアップさせる法則の3つめだ。まず、【計測の法則】を定義すると、「分解したことを、要素ごとに、客観的に記録する」「数字や変化をメモする」となる。
【出典】株式会社日本図書センター『仕事の教科書~きびしい世界を生き抜く自分のつくりかた』P27 著:北野唯我
な・・・それだけ?
でも、なんで測るの?
「書くネタなど決まっている状態で、ブログを書くのにどれだけ時間がかかりますか?」
えっと、だいたい30分くらい?
って、こういう私は、やっぱり仕事が遅いみたい。
■ 「記憶」と「記録」は違う
【引用】大事なのは、「記憶」と「記録」をくり返すことだ。「記憶」はとても主観的でぼやけがちだ。「あなた」が覚えていることや感じていることだからである。一方で、「記録」は客観的だ。「あなた以外の他人」から見ても、定義が明確なことだからである。
【出典】株式会社日本図書センター『仕事の教科書~きびしい世界を生き抜く自分のつくりかた』P27-28 著:北野唯我
「だいたい30分くらい」というのは、私の主観、「記憶」を頼りにした曖昧な数字なんだって。
でも、本当にその通り。
厳しい言葉が一つ。
【引用】仕事の遅い人は、99%の確率で、「なににどれぐらい時間かかっているのか?」を把握していない。
【出典】株式会社日本図書センター『仕事の教科書~きびしい世界を生き抜く自分のつくりかた』P28 著:北野唯我
ぎゃふん
何にどれくらい時間がかかっているのか把握できていないということは、計画を立てるにも曖昧にならざるをえません。
そうか。それが「私の仕事が遅い原因」なのね。
■ 【計測の法則】で「記憶」を「記録」にしていこう
だから計測する。
そう、「記憶」を「記録」にしていくために。
その「記録」を元に、クリアな視界で見通しがもてる。
【引用】それぞれのタスクに、自分がどれぐらい時間をかけているのか、ざっくりでいいから、計測するべきなのだ。(中略)
- メールアドレスの入力(2分)
- メール文面のベース作成(15分)
- 推敲・編集(5分)
こうすることで、なぜあなたは仕事が遅いのか、「なんとなく」ではなく、「構造的に」「ロジカルに」わかるようになる。「記憶」ではなく、「記録」で判断できるようになる。
【出典】株式会社日本図書センター『仕事の教科書~きびしい世界を生き抜く自分のつくりかた』P29 著:北野唯我
計測したくなってきません?
ただの趣味にしたって、「ブログを書くのに前回23分」「4kmのランニング25分」「洗濯干すの15分」なんて記録があれば、
- 5:00 起床&ブログ書く
- 5:25 ブログ書き終わり
- 5:30 着替え終了&ランニング4km
- 6:00 シャワー&着替え
- 6:10 洗濯干す
あ、朝ご飯の6:20に間に合わない、なんてことが分かりますもんね。
「4:50分に起きよう♪」
ってな具合。
計測し、「記憶」を「記録」にかえ、クリアにできるところをクリアにしていこう。
すんごい楽しいかもしれない。
ごちゃごちゃしてる部屋が片付いていくような爽快さがあります♪
お付き合いいただき、ありがとうございました。