前回は唯我さんのお話「仕事をスピードアップさせる3法則1【目標の法則】」を取り上げさせていただきました。
自分から目標立ててなかったのよねぇ。
今回はその続き、「仕事をスピードアップさせる3法則2【分解の法則】」です♪
勝間和代さんのお話「問題に対処するオールマイティな雛形」の話でも、小分けにする話が出てきました。
【引用】問題が問題のままなのは、捉える範囲が大きすぎるからで、捉えられるサイズに小分けすれば、対処法がわかって必ず解決できます。
マッキンゼーでは、問題が漠然としたままの状態を「海」に、具体的に小分けした状態を「ビーカーの海水」に例えて、「海は沸かせないけど、ビーカーの海水は沸かせる」と教わりました。
【出典】株式会社KADOKAWA『勝間式ネオ・ライフハック100』P17 著:勝間和代
この小分けにする方法は、仕事のスピードアップにもつながるらしい。
【目次】
- ■ 仕事をスピードアップさせる3法則2【分解の法則】とは
- ■ 「ブログを書き上げる」を分解してみよう
- ■ さらに「ネタを集める」を分解できるか?
- ■ 【分解の法則】を徹底する理由は課題をはっきりさせるため
- ■ 仕事をスピードアップさせる3法則2【分解の法則】参考文献
■ 仕事をスピードアップさせる3法則2【分解の法則】とは
【引用】【目標の法則】については、わかった。まず目標を掲げ、その目標から逆算するかたちで計画を立て、行動するべき、ということだ。では、その計画自体をもっとも効率的に、最短でこなせるようになるための方法とはなにか?それがスピードをアップさせる法則の2つめ、【分解の法則】だ。何事も分けて考えれば早くなる、ということである。反対に言えば、仕事が遅いと言われる人は、ほぼ100%、分解して考えられていない。作業スピードを上げるために重要なのは、「分解すること」に尽きる。
【出典】株式会社日本図書センター『仕事の教科書~きびしい世界を生き抜く自分のつくりかた』P25 著:北野唯我
どういうことだろう。
■ 「ブログを書き上げる」を分解してみよう
たとえば「ブログを書き上げる」作業のスピードを上げたい。
そのために「ブログを書き上げる」を分解してみましょう。
- ネタを集める、
- 誰に向けて書くか決定する、
- 書くことを決定する、
- 文章の組み立てを考える、
- 各項目を書く、
- 並べて1つの文章に仕上げる、
- 参考文献のリンクを貼る、
- 題名を決定する、
- 投稿する。
こんな感じかな。
【引用】こうやって分解すれば、どんな素人でも、課題を構造的に理解しやすくなる。
【出典】株式会社日本図書センター『仕事の教科書~きびしい世界を生き抜く自分のつくりかた』P26 著:北野唯我
あ、この中から課題を見つけるってことね。
ブログを書くスピードが落ちている原因がどこにあるのか。
うん、確かにボヤッと「ブログを書き上げるスピードを速くしたい」なんて考えているときよりも、「ネタを集める」部分に問題がありそうだと自分でも狙いが定められました。
選択肢がある方が、課題を決めやすい。
で、次は?
■ さらに「ネタを集める」を分解できるか?
【引用】この「分解」は、細かくすればするほど、つぎの行動をイメージしやすくなる。そのため、一度分解したら、「もう一度分解できないか?」と考えるクセをつけるべきだ。
【出典】株式会社日本図書センター『仕事の教科書~きびしい世界を生き抜く自分のつくりかた』P26 著:北野唯我
ネタ集めをさらに分解・・・受信と記録かなぁ。
- ネタを受信して、
- それを記録していく。
自分には記録していくシステムは整っているので、やはり受信の方に課題がありそう。
ネタ集め(受信)はさらに「受動的な集め方」と「能動的な集め方」に分解できそう。
- 生活していて自然に集まってくるようなのが「受動的な集め方」
- このネタを調べたい!と文献などにあたるのが「能動的な集め方」
ブログが雑記過ぎて、集めるネタがボヤッとしていることが、ネタ集めにしくじっている原因か・・・
脳が情報に反応しないから「受動的にも」ネタが集まってこないし、
ましてやテーマがないのだから「能動的に」ネタを集めするはずもなし。
時の運で書きたいことを書くというのも、善し悪しだな。
当分の自分の研究テーマを決めるってことが、実は私にとって「ブログを書くスピードを上げる」ためのボトルネック(=最大の阻害要因)な気がしてきました。
■ 【分解の法則】を徹底する理由は課題をはっきりさせるため
【引用】たとえば、1つ企画書をつくるにしても、その企画書が完成するまでには、細かく見れば10以上のフローが存在している。ただ、仕事が遅いと言われる人は、往々にしてこのフローを分解して考えていない。というか、【分解の法則】を習ったことがない。だから、遅い。そして、分解ができていないと、どこに自分の課題があるのかがわからず、ぼんやりとした作業しかできないのだ。
【出典】株式会社日本図書センター『仕事の教科書~きびしい世界を生き抜く自分のつくりかた』P27 著:北野唯我
「こうなりたいな」
仕事でそういうことがあれば、ぜひ分解してみてほしい。
今、さらっと「ブログを書く」を分解してみて分かりましたが、自分の苦手意識があるところが、見事に浮きぼられました。
何より、楽しかった♪
分解すると、はっきり課題が見える。
課題が見えれば、対処法も分かりやすくなる。
そして対処してみることができる。
書くスピード、速くなるな、これ。
1つ目【目標の法則】
ideahoihoi.jp
2つ目、今回の【分解の法則】ときました。
ついにラストです。
仕事をスピードアップさせる3法則3【計測の法則】
こちらもぜひ、読んでみてください。