「狙撃手」ってそうなのかなぁ。
「戦争」ってそうなのかなぁ。
「占領される」ってそうなのかなぁ。
って、思いながら読んでいます。
主人公セラフィマが、仲間と共に訓練を卒業していくところ、ちょっと泣きました。
愛情って・・・いいよなぁ。
『アメリカンスナイパー』という、狙撃手主人公をブラッドリー・クーパーが演じている映画があるんですけど、それのシーンと似ているシーンが出てきたりして、
「戦時中での有名なエピソードなのかなぁ」
なんて思ったりしています。
「かなぁ」「かなぁ」「かなぁ」で、この物語が読めるのは、自分が平和ボケしてるからですよね。
本当に戦争小説は、今の自分の幸せを再認識させてくれます。
うちの嫁と娘が、この小説で出てくる「占領初日のよくある光景」の犠牲者側だったとしたら、、、
うん。
自分の現実と離れた世界に連れて行ってくれる「小説」というものは、素敵ですね。
有り難し人生に、もっともっと感謝したいと思う。