「海を沸かすにはどうしたらいいか」
どうしたらいいんでしょうね。
今回は私の中でお久しぶりの勝間和代さんの本から♪
【目次】
- ■ あらゆる問題を解決する雛形とは
- ■ シンプルだからこそ使いこなしたい
- ■ 海を沸かすには
- ■ 仮説を立てたら、検証を繰り返そう
- ■ 仮説が立てられないときは
- ■ あらゆる問題を解決するたった1つの雛形まとめ
- ■ 「あらゆる問題を解決するたった1つの雛形」参考文献
■ あらゆる問題を解決する雛形とは
海を沸かす話は置いておいて、「あらゆる問題を解決する雛形」ってほしくないですか?
めっちゃほしい!
勝間和代さんは、30代のころ6年勤めていたマッキンゼーというコンサルティング会社で教わったそうです。
「あらゆる問題を解決する雛形」を自分のものにしてからというもの、人生がすんごく楽になったんだって♪
もったいぶらずに勝間和代さんに訊いてみましょう!
【引用】その雛形とは何かというと、問題を漠然と捉えるのではなくて、より具体的にしていく、ということです。例えば、朝すっきり起きられない、といっても、毎朝起きられないのか、夜更かしした翌日だけ起きられないのか、あるいは仕事のプレッシャーが大きくて起きられないのか、など、いろんな状況があります。(中略)ここで問題の抽象度を下げて、問題点を洗い出して具体的にしていくと、解決の方向性が定まります。そのときすでに、問題は解決に向かっているのです。
【出典】株式会社KADOKAWA『勝間式ネオ・ライフハック100』P16 著:勝間和代
■ シンプルだからこそ使いこなしたい
せっかくだから使ってみましょうか。
「私って何がしたいんだろう」
この漠然度合い、抽象度合い、すさまじすぎるでしょ。
でも、本当に今漠然と抱えている悩み・問題なんですよね。
何かあればブログを書いている。
Twitterをして、仲間と交流している。
音声配信にも手を出してしまった。
Twitterのスペースでは対談をしている。
全部したいことなんだけど、本当に何がしたいの?
何を求めているの?
で、出てくるのが、この間の承認欲求ですよ。
人に認められたい。
仲間に認められたい、職場で認められたい、家族に認められたい。
だからブログを、音声配信を、Twitterをやっているのか。
つまり、要は日ごろから「認められていない」と感じているんですね。
それとも、認められているのに、「もっと」が出ているのか?
ゲームをするのもそうかもしれません。
レベルが上がり、ランキングが上がっていく。
機械や数字に認められることによって、承認欲求を満たそうとしている。
「何がしたいのか?」
↓↓↓
「色々発信したいみたい」
↓↓↓
「承認欲求が強い(これを満たしたい)」
↓↓↓
「私の承認欲求を満たすためには?」
具体的にしてきたつもりが、何か一周回って抽象的になってしまいました。
トホホです。
■ 海を沸かすには
【引用】問題が問題のままなのは、捉える範囲が大きすぎるからで、捉えられるサイズに小分けすれば、対処法がわかって必ず解決できます。
マッキンゼーでは、問題が漠然としたままの状態を「海」に、具体的に小分けした状態を「ビーカーの海水」に例えて、「海は沸かせないけど、ビーカーの海水は沸かせる」と教わりました。
【出典】株式会社KADOKAWA『勝間式ネオ・ライフハック100』P17 著:勝間和代
「海を沸かすには」じゃぁ、いつまでも沸騰させることはできないかぁ。
もう、そもそもそこが間違っていたんですね。
小分けにして、沸かしていく。
家族に認められるには?
いつもニコニコ愛のある顔をしていて、嫁さんや子どもたちが笑顔になるような愛語を発していくのがいいかもしれない。
仲間に認められるには?
職場でも家族に接するようにしながら、自分のできることがあるなら手伝っていけばいいのかな。
Twitterの仲間には、自分がされてうれしいことをするといいんだろうな。相手の記事を読み、ツイートにリプをし、感動した意見にはリツイートをする。
こうやって、今自分が考えたことが「仮説を立てる」という段階だそうです。
■ 仮説を立てたら、検証を繰り返そう
【引用】問題点を小分けにしたら、それに対して仮説を立てていきます。(中略)いくつか仮説を立てて、もっともらしいものから検証していきます。そして、これが原因だったのか、と納得できたら解決できたことになり、納得できなかったらほかの仮説を検証する。そうやって繰り返すことで、必ず納得できる検証ができて、解決に至るわけです。
【出典】株式会社KADOKAWA『勝間式ネオ・ライフハック100』P17,18 著:勝間和代
「ニコニコして」「愛語を話す」と「承認欲求問題」が解決するのでは、と仮説を立てましたが、よくよく考えると、これまで私がしてきたこと全てが「仮説の検証」だったのかもしれません。
- ブログを書けば、満たされるのではないか
- Twitterをすれば、認められるのではないか
- 音声配信をすれば、ほめられるのではないか
ぬぬぬぬ・・・
何度も何度も考え繰り返しハマってきた「承認地獄」。
いつもフタをするような形で、「今を楽しもう」「その行為自体に悦びを見出そう」としてきたんだよな。
それでいいような気がするけど、やっぱり強すぎる「承認欲求」は毒だ。
これをなんとかしたいんですよね。
でも分からない・・・そんなときは、
■ 仮説が立てられないときは
【引用】仮説をどうやって立てたらいいかわからない人は、本やネットを参考にしたり、家族や友達に相談したりしてヒントを得るといいでしょう。
【出典】株式会社KADOKAWA『勝間式ネオ・ライフハック100』P18 著:勝間和代
やっぱそこに行くのよね。
いいやん、Twitterで訊いてみよう。
友だちに相談してみよう。
家族にも訊ねてみよう。
そして、図書館にいってみよう。
■ あらゆる問題を解決するたった1つの雛形まとめ
- 海のように漠然とでかい問題を、ビーカーに入れるように具体的に小分けにしよう。
- 具体的に小分けにした問題点に対して仮説を立てよう
- 立てた仮説を検証しよう
- 仮説が立てられないときは、本・友だち・家族に相談しよう
仮説の検証での「ああでもない」「こうでもない」の試行錯誤で出逢う、ひょんな新しい可能性に出逢うのも素敵ですよね♪
音声配信なんて、本当に新しい可能性の一つでした。
勝間和代さん、ありがとうございます♪