【引用】ツッコミの定義
相手の面白さに気づいて拾う
相手がこちらを笑わせようとしている場合、話の腰を折らずにノッていきましょう。また、相手が意図していない場合(いわゆる「天然」)は、本人が気づいていない面白さを明らかにしてあげましょう。
【出典】新潮社『ウケる技術』P29 著:水野敬也・小林昌平・山本周嗣
この間の記事で斎藤一人さんの言葉を引用しました。
魅力的な人になるためには、
「愛ある言葉」を話して、
「愛ある顔」をする。
相手をいたわったり、相手が笑顔になる言葉をいったり、逆に不平不満愚痴文句悪口弱音みたいな言葉を言わずにいたり。
さらにちょっと一線を画した「愛ある言葉」を発見しました。
それが「ツッコミ」。
全然意識してなかったんですけど「ツッコミ」というのは愛なんですね。
【引用】「あなたは面白い」「あなたはこれこれという点で面白い」、さらには「あなたは気づいてないかもしれないけど、今こんなにも面白いことを言った」というように、表面上は相手を責めたり攻撃したりするトーンであっても、ベースには相手が「おもしろいことを言っている」部分をくまなく拾ってあげようという気持ちがあること。相手を「立てる」サービス精神のあらわれこそが、ツッコミにほかなりません。ツッコミとは「ツッコミサービス」でなければならないのです。
【出典】新潮社『ウケる技術』P24 著:水野敬也・小林昌平・山本周嗣
かっこよくない?
もう「ツッコミ」が、リッツカールトンのホスピタリティに並ぶ勢いで素晴らしいものに思えてきませんか。
私って、本当に自分が話そう話そうとしちゃっているから、相手にひかれてしまうんよね。
「聞く」よりも「聴く」をできるようになりたい。
さらに聴いているだけではなくて、ちゃんと咀嚼して、相手の魅力を浮き彫りにしてしまいたい。
「この人、ちゃんと聴いてくれている」のレベルを超えて、
「この人、私の違う面を見せてくれる」の域に入りたい。
そのために挑戦していきたいのが「ツッコミ」なんですよね。
そして最後に、この言葉を肝に銘じたいと思います。
【引用】どのような状況--あなたがボケ役になろうがツッコミ役に回ろうが、笑わせようが笑われようが--におかれても、相手のハートをつかむコミュニケーションは、徹頭徹尾サービスであるということ。この前提を念頭に置いて、会話に臨んでください。
【出典】新潮社『ウケる技術』P25 著:水野敬也・小林昌平・山本周嗣