悩む友だちがいると心が痛みます。
かける言葉を探すけど、なかなか見つからず、それでもTwitterの仲間なのだから、私にできることは言葉しかないじゃないか。
だったらつべこべいわず、さっさと書けって、俺。
【目次】
■ 学校なんて一つの場所にすぎない
かなり教育に近いところにいるような私が発していい言葉じゃないかもしれません。
が、あえて強く言いたいのは、
「学校なんて行かなくていい」
それだけです。
「教育を受けさせる義務」
教育はとても大切だと思います。
でも、命より大切だと思えますかね。
こんなこと、何も教育に限ったことじゃない。
会社だって同じ。
「辞めていいんだよ」
働くことはとても大切でしょうよ。
でも、命より大切ですか。
■ 「辞めていい」そのカードを持っているだけで
どうしても心が病んでしまうと、自分の持ち札が見えなくなってきます。
「学校に行かなければいけない」
「仕事を辞めるわけにはいかない」
その札しか見えなくなってくるんですよね。
それが鬱です。
そこから逃げるためのカードも、本当は色々持ち合わせているんですよ。
でも、見えなくなってくる。
限界を超えると、持っているカードを全て放り投げるか握りつぶすかして、ゲームを放棄してしまう。
だって、このイヤなゲームを辞めるためには、それしかないと思えてくるのだもの。
「もう生きることを辞めるしかない」
ここに行く直前に、家族が配ってくれたカード、いや、持っていると気づかせてくれたカードが、
「辞めていいんだよ」
です。このカードを持っていると知ったとき、私は変われました。
全てのカードを棄てて、カードをドローし直しました。
いっぱいひけた。とてもいいカードが。
■ 子どもが学校の部活で何かを抱えている
親としてはもう、いてもたってもいられませんよね。
何も手に着かないし。頭の中の思考は息子のことばかりでした。
こうなっているときに、私の上司が話してくれたことがあります。
学校というのは、全ての子のために、教育の価値を提供する場を目指さなければいけない。しかし、目指しはすれど、個別最適化なんてことが学校だけでできるなんて奢った考えには私は賛同できない。
その子にとって一番の教育を受ける場所を、必死で寄り添って考えてあげるのが、プロの仕事なんじゃないか。
結論、その場所が学校であろうが、なかろうが、その子が幸せになればそれでいい。
息子は別に学校に行かなくても幸せになれる。
絶対、一緒に幸せになる。
そのときも、今でもそう確信しています。
だから学校なんて行かなくていい。
いった方が良い?
そんなことは、人によって変わります。
行かなかった人にとっては、行かなくてよかった。
行った人にとっては、行ってよかった。
結果論で勝手に決めていけば、それでいいと思う。
■ どうかお母さんであるあなたが一番元気でいてください
私は父親ですが、やはり家を内側で支えてくれているのは家内だと思っています。
確実に嫁さんです。
外から守れているかというと、そんな父ではないし、一緒に家内に守られている、ダメダメ父な気がするけど、ほんと、家が明るいのは嫁さんのおかげ。
お父さんが笑っているより、お母さんが笑っている方が、家族が明るくなる。
逆にお母さんが塞ぎ込んでいると、家族は陽を失ったようになります。
父としての私の一番大切な仕事は、母という役割を担う愛する人を笑顔にし続けること。
それが、回り回って、息子、娘を笑顔にし、家族を守ってくれます。
家がみんなの安全地帯であり続けられる。
友だちである、あなたはお母さんですよね。
子どものことで悩み、塞ぎ込んでしまうことは、当然です。
誰だって悩む。
自分にとって、もっとも大事な人が苦しんでいる。
「なぜ、もっと早く気づけなかったのだろう」
そんなに責めないでください。
何より、今気づけたのは、息子さんとあなただったからだよ。
息子さんにとって、あなたが築いてきた家庭は、立派な安全地帯になってるじゃないですか。
だからこそ、色々なことが明るみに出たんだよ。
明るみに出た問題に、押しつぶされそうになっているかもしれないけど、大丈夫。
独りじゃない。
何よりその息子さんがいてくれる。
息子さんには、あなたがいてくれる。
楽しいことして、いっぱい美味しいもの食べて、家族みんなで笑顔になってください。
誰よりも、お母さんであるあなたが、笑顔でいてください。