アイデアホイホイ〜3分のヒマつぶし

入れて出す、3分間・・・アイデアを、だよ?

アイデアホイホイセイレーン

鬱、病気、事故の見え方が変わる話

【目次】

■ お釈迦さまのとく「聖なる道」

小林正観さんのお話です。
お釈迦さまの十大弟子の1人にアーナンダさんという方がいました。

侍者として、お釈迦さまについていたので、常に説法を聞いていたそう。
でね、ふとしたときにアーナンダさんが気づいたんですよ。
その気づいたことをお釈迦さまに訊いてみました。

「善き仲間を得ることは、聖なる道の半ばまできたと思ってよいのでしょうか」

するとお釈迦さまは一言、

「あー、なんだな♪」

コホンっ。

「アーナンダよ。善き仲間を得ることは、聖なる道の半ばなのではなく、聖なる道の全てを手に入れることなんだよ」

■ 無敵の人生とは

「無敵」は敵無しのことです。

めっちゃ強い。というとそうでもない。

敵がいないってのは強くて敵がいない場合もあるだろうけど、逢う人逢う人仲間にしていく人も、「無敵」の敵無しですよね。

だからこそ「喜ばれる存在でありたい」と思うのです。
自分が楽しいからなんですけどね。

自分の仕事終わらせるより、みんなが楽になるための仕事を先にやっちゃうことってない?
だって楽しいんだもん、そっちの方が。

単に自己啓発するために一行日記続けるより、誰かにあてた手紙を書くようにブログする方が楽しかったりする。

「喜ばれる存在でありたい」っていうのは、なんていうか魂に刻み込まれた欲求なんだと思います。
そしてその道で、無敵の人生を歩んでいき、仲間に囲まれたとき、聖なる道の全てを手にするんだな。

■ あふれるほどの愛を出す

斎藤一人さんの考え方かな。

ただ無敵の人生っていっても、イヤなやつには好かれてはいけないですよね。
悪党に好かれたら、悪党ですから。
甘党に好かれたら、甘党ですから。

イヤな人には、「そういうところ、かなり不快です」ってハッキリ言う方が愛ですね。
不快に感じる人もいることを経験しないと、学びもないでしょ?
イヤな奴に「不快」と伝える愛もある。実に、深い。

こんな形で愛を出していくと、敵はしっかり離れていってくれるので、やっぱり敵無しです。

■ 天皇の話をきいて

日本には天皇がいます。
何かオーラが神々しいものを感じてしまう。
なぜなんだろう。天皇をバカにされると、イラっとする。

別に天皇礼賛なわけでもないのに。
でも正観さんから、こんな2つの話を聴きました。

天皇は元旦に「四方拝(しほうはい)」というのをするそうです。
年災をはらい豊作を祈る儀式のようですが、ここで祈っていること。

「どうか、この国に災難が起こるのなら、私の身を通してからにしてください」

まず自分を身代わりにして、そんな風に祈れる人がいるんだ。
正観さんも驚いていたけど、自分も驚きです。

もう一つの話。
1945年8月15日、敗戦の知らせが国民に届けられました。
同年9月27日、昭和天皇はマッカーサーと会見をします。

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マッカーサーは敗戦国の元首が命乞いでもするのかと思っていた。
が、昭和天皇の言葉は違いました。

「戦争の責任は全て私にある。私の命と、皇室の財全てを委ねる。だから、国民が生活に困らぬよう、どうか援助をしていただきたい」

歴史上、戦に敗れた国のトップが、こんなことを言った例は見当たらないそうです。
マッカーサーは感動し、食料の支援、主に子どもたちへのお菓子、チョコやガムなどを早急に手配するよう命令をしました。

アメリカ兵が、人道的に子どもたちにやさしく「チョコ」や「ガム」を配った話の元が、昭和天皇だったなんて。

感動と驚きの一言です。

■ 鬱、病気、事故の見え方が変わる

天皇のように国民全ての災難を肩代わりする、なんてことはできません。
できないけど、ちょっとだけ、この人のためになら少しくらい心身の病気になっても、多少の事故にあってもかまわないって人いませんか。

友人のために自分が肩代わりしてもよい。
妻のために自分が肩代わりしてもよい。
子どものために自分が肩代わりしてもよい。
家族のために自分が肩代わりしてもよい。

こういう仲間が増えていくと、鬱も病気も事故も、見え方が変わってきます。

鬱の前後って、「あぁ迷惑ばかりかけている」そう感じます。でも、

「俺が鬱になったのは、誰かがなるはずだった鬱を肩代わりしたのかもしれない」

と考えてもいいのかもしれない。
そのときは思えなかったけど、今は本当にそう思ってる。

「子どもじゃなくて、本当によかった。俺でよかったよ」

そう思えること、増えてきた。
仲間が増えれば増えるほど。

天皇のようにはできないけど、周りの仲間のためなら、やっぱりちょっとくらい、肩代わりしてもいいな、私。
逆にほんと、いつも私のことを思い、肩代わりしてくれて有り難う。

やっぱり幸せだわ、私。

■ 「鬱、病気、事故の見え方が変わる話」参考文献

めっちゃいい話。

■ 「鬱、病気、事故の見え方が変わる話」の反響


ありがとう!正観さんのお話は本当にいいよ!ぜひ!


ありがとう!敵無し、向かうところみんな友だち!いいよねぇ💕