アイデアホイホイ〜3分のヒマつぶし

入れて出す、3分間・・・アイデアを、だよ?

アイデアホイホイセイレーン

本当の親孝行

驚きました。
本日出社したら、臨時休業だったのです。それにも驚いたのですが、本当に驚いたことは違う。

長い記事に挑戦してみようかなぁ、なんて考えて、

とツイートしました。
すると、タイムラインのことりちゃんのリプが目に入ります。


辿ってみると、このバレンタインという日は、友だちのあきよしちゃんのとても大切な日なのだそう。


心底驚きました。そして揺れる。
「書くべきではない」という気持ち。
「書くべきだ」という気持ち。

でも、決めました。私は本当にあきよしちゃんのことが好きなので、大切に大切に仕上げていきたいと思います。この「本当の親孝行」の話を。

【目次】

■ 「命のバトン」という講義

昔の話です。こんな名前の講義をしたことがあります。
講義の冒頭、みんなそれぞれで、こんな図を描きました。

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私がいて、父と母がいる。家系図の簡易版のようなものですね。
私が生まれるためには、必ず父と母がいなければいけません。

父と母には、それぞれ祖父と祖母がいます。
祖父と祖母には、それぞれ曾祖父と曾祖母がおり、曾祖父と曾祖母には高祖父と高祖母がそれぞれいます。
高祖父と高祖母にも、お父さんお母さんがいて、自分から数えてだいたい10代くらい遡って図にするとこんな感じですね。

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本当のご先祖さまはまだまだ続きますが、
ここまでにして、描けたところで、「if」の話をしましょう。

もし、仮に、描かれた人物の中で、たった一人でもいなかったとしたら、どうなるか。
もしくは、子を授かる前に亡くなっていたとしたら。

一人を選んで、そこからいなくなってしまう人を辿っていきます。

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そして、そう。

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私はいない。
ご先祖さまの誰を選んでも同じ結果です。

ここに描いたのはたった10代までですが、20代まで遡ってみると、
1+2+4+8+16+32+64+128+・・・+524288

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私を含めた血縁ある人物の人数は1048575人。
この全ての人が、バトンを繋いでくれたから、今、私は生きているのですね。

私が息をしている。
それは、とてつもなく有るのが難しいできごと。

有り難い、ですね。

ただ、この話、「だからバトンを次にわたそうよ」って話ではありません。
一生懸命に命を燃やし生きている私を、責めるご先祖さまなんて一人もいないという話です。

■ 命を燃やし生きる意味

「生きる意味」を考えてのらりくらりしていた時期があります。
あのときもツラかったけど、今なら分かりますよね。

そんなの探してもない。

「見つけるものじゃなくて、決めるものなんですよ」という結論です今は。

よくよく自分のことが分かってきて、「悩むの苦手」なんだな私って…っと。
選択を求められるのツラいみたい。

「どっちでもええやん」

そういう自分は、どっちでもいいからさっさと決めてしまうのがいい。
うちの奥さんも分かってきていて、私に服の善し悪しをきくことは、まずなくなりました。

ただなんの因果か「洗濯」をし続けている毎日ですけど。
話がそれました。

「働く(はたらく)」の語源を聞いたことがあります。
「傍(はた)を楽(らく)にする」から「はたらく」というらしいですね。

自分の仕事を考えると、なかなかどおして、回り回って誰かを楽にしているのだと気づきます。
急ですが、これを「生きる意味だ」と決めることにしました。

自分の命は「誰かを楽にする」ために燃やそう。

「楽」っていい言葉じゃない?
おばあちゃんの肩もんであげて、

「ふぁぁ~、らくんなったわぁ~ありがと」
も「楽」だし、

「たかせちゃんのツイート読んでると楽しいよ♪」
も「楽」だもんね。

命のバトンは、「人に喜ばれる存在」になるために持ちたいんです。
ご先祖さまは、「次誰にわたすねん」なんて気にしてない。
「そのバトン持って、どう走るねん」を見てくれてるのですよ。

あなたの人生においてね。

■ 喜ばれる存在になる方法

さて、小林正観さんの話です。
「人に喜ばれる存在」になるために、具体的にどういうことをしたらいいか。

【引用】「う・た・し・や・き」です。

【出典】2011年5月8日『運命の構造』話:小林正観

人と接するとき、こういう話をすればいいそうです。

う「うれしい話」
た「たのしい話」
し「しあわせ話」
や「役に立つ話」
き「興味深い話」

そうすると、どんどんどんどん人に喜ばれる存在になっていく。

「じゃぁ、不平不満愚痴文句悪口弱音を言わないってこと?」

基本そうなのですが、私は相手によって変えるといいなと思っています。
いませんか?

「あきよしちゃんの不平不満愚痴文句悪口弱音だったら、いくらでも聞くよ」

そういう仲間が。
なんでもないリプであっても、その人なら喜んでくれる、そういう仲間が私にはいます。

ここまでが、前置き。
前置きです。

■ 本当の親孝行

親孝行というのは難しいですよね。

昔の思い出が邪魔したり、恥ずかしさが邪魔したり。
「孝行したい時に親はなし」
この言葉が身に染みる年になってきました。

大病を煩い、入退院を繰り返す父母のもとに、コロナを理由にして中々帰れません。
帰り、孫の顔を見せることが孝行だと思っていました。
看病もコロナ前しかできなかった。逆に自分の心の病で仕事休んでたから、嫁さんと交互にしてたその看病すら親の心配の種にしちゃってたりして、もう孝行にならない。

小林正観さんの、こんな話があります。

「本当の親孝行は、親が生きているうちにはできないもんなんだ」

じゃぁ、本当の親孝行ってどうやってやるの?

命のバトンを持ち、一生懸命に生きる。
自分の命の火を燃やしながら、まわりにそっと火をくべていく。
あたたかく、あたたかく、喜ばれる存在になっていく。

自分がそうやって生きていくことこそ、親孝行なのだそうです。

「そしたら天国の親が、あなたを見てまわりの人にいうの。
『ほら、あれが私たちの子どもです』って。
 それが何よりもの、親孝行なんだよ。
 だから、親が亡くなったら親孝行できないんじゃない。
 親が亡くなったときから、本当の親孝行のはじまりなんだ。」

あきよしちゃんのツイート、ブログの記事、リプを見るにつけ、私はイヤな気持ちになったことがありません。
会社でも、後輩に喜ばれる存在じゃない。

mmbible.com

あきよしちゃんほど、親孝行な人はそうそういませんよ。
お母さんが恥に思うなんてこと、あり得るわけがない。
そんな親孝行を、お母さんが生きているうちにできているあきよしちゃんを、心から尊敬しています。

・・・

あ、そういえば正観さんのお話はまだ続きがありまして、

「喜ぶ親の肩をたたく、4人の人物がいる。
『いやいや、わしらの孫だからだよ』
 喜ぶ祖父母の肩をたたく、8人の人がいる。
『いやいや、わしらの曾孫だからだよ』
 さらに喜ぶ曾祖父母の肩を・・・」

なんて、1048574人以上の先祖まで喜んでくれるなら、「本当の親孝行」やってみる価値ありそうじゃないですか?
なんてね。

あきよしちゃんが喜ぶ顔がみたい、一人の友だちより。

■ 「本当の親孝行」参考文献

■ 感謝!「本当の親孝行」への反響(〜220214)

あきよしちゃんに届けばそれで💕
受け入れてくれてありがとう♪

52年も付き合ってるじゃない(前世で)♪水くさい💓
ありがとう♪

ほんとそう。同じ気持ちだと思うよ♪ご両親もご先祖さまも!
ありがとう♪

ヒロちゃんが感動してくれたなら、書く意味がありました♪
ありがとう!

もっちゃんの笑顔が、何よりもの親孝行だと思います♪
こちらこそありがとう♪

ことりちゃん、いっぱい笑って生きていこうよ♪お父さん喜ぶ。
ありがとう♪

めぐちゃん、そんな祈ってくれて💓
ありがとう!