アフロ「んじゃ先寝るね」 ディテ(嫁)さん「はいよー」
ミシンを出して来年の入園準備を進めようとするディテさんを残し、寝室に来た。
母さんが夜なべ〜をして♪ の現代版って感じなんかな、とか思っていると、やっぱり二人はすごい寝相なわけで。
冬…やんね?今。と、ツッコミつつ布団をかける。
自分も布団に入ったとき、ふいに茶の間から、
「ガギャグギゴゴゴゲゃ!」
凄まじい機械の異常音が飛んできた。 何ごと??と、こっちも飛び起き
「大丈夫なんか?!」
とかけつけると、
ディテさん「異常はないと思うのだけど」
いや、その音が異常なんやけど? とりあえずよくわからない機械、素人は寝室に戻ることにした。
ヌクヌクと布団にくるまると、ふいに
「ガギャグギゴゴゴゲゃ!」
さっきよりもエゲツない。 またまた飛び起き
「大丈夫なんか?ほんま!」
とかけつけると、
ディテさん「異常はないと思うのだけど」
だから、その音が異常なんやっての。
あくまで異常はないと言い張るその背中にかける言葉は、もはや何も持ち合わせてはいなかった。
異常はないオーラが滲みだしている。
それでも、 「下糸強いんじゃない?」 なんてテキトウな言葉で場を濁しつつ寝室に戻った。
「いや、異常はないと思うのだけど」
ふいに茶の間からそんな呟きが聞こえた。
ほなまた!