少しディテ(嫁)にプレゼントを買いに途中下車。 というのも、アフロ妹の口車に乗せられてコッソリ買った宝くじが当たったのだ。 十枚買った宝くじを交換所に出し軍資金を調達。 「300円です」 しっかり握りしめ、百貨店に入りプレゼントを購入。 そのまま「掴んだ拳を使えずに」百貨店を後にしてスタバに乗り込んだ。 ね?美味しそうでしょ? クレームブリュレ顔のセイレーンがその甘さを訴えかけてくる。 ちなみに言うまでもないがディテには内緒だ。 ただでさえ毎日の缶コーヒーを切り詰めてホームセンターで58円のものを買い込んでいるのだ。 私だけ460円のコーヒーを飲んだとあれば、首がいくつあっても足りない。 すでに首三本ほどとんでいるのに。 是非とも告げ口なさるな。
なぜ、先生から聞かれたとき、自分でわけを話さなかったのかと、たずねて見ました。すると、北見君は、 「だって、いいつけ口になるじゃないか。いやだあ、そんなこと。」 【出典】岩波文庫『君たちはどう生きるか』P49 著:吉野源三郎
北見君、すばらしい。 君たちはどう生きるか?