前回書いた記事で知ったことは、 驚くほど周りの人々は私の体に興味を持っていない ということである。 考えてみれば当然だ。私だって体を見たいことはあっても、体を読みたいとは思わない。 見たいにしたって女体限定である。 にも関わらずまだマイボディの記事を書こうというのだから、読者無視もはなはだしい。反省はしている。 あらためて「反省してます」と書くほどあやしいことはないのだが。
■ 変な体
うすうす気づいていたのだが、どうもタイミングがおかしい。 なんのタイミングかというと便意である。 便意がくるタイミングがおかしい。 私が便意を感じるのは決まって人を見送るときだ。 私の家に来て出て行くときは確信してもらっていい。 私は確実にトイレに行くのを我慢している。 別に特別な客に限ったことではない。 さきほど仕事場に向かうディテ(嫁)を見送ったときももよおした。 これはいったい何の因果であろう。 私は最後まで見送りたいのである。最後までおもてないをしたいのに、 「う…トイレにいきたい…」 これでは早く帰ってくれと願うことと変わりがない。 なんと失礼なことであろうか。
■ ラブストーリーは突然に
私の場合は便意であるが、それは突然に訪れる。 対処をしようとしたこともあった。 客がくる前に、一度トイレにいっておく。 客がいる間に、一度失礼してトイレにいっておく。 帰ろうとする客をひきとめて、一度トイレにいっておく。 どれも微妙であった。 何かいいアイデアはないのだろうか…。 もんもんとトイレで気張りながら、筆、というか携帯を置く。