アイデアホイホイ〜3分のヒマつぶし

入れて出す、3分間・・・アイデアを、だよ?

アイデアホイホイセイレーン

マイ・ボディ

もうすでに巷では夏休みに入った学校もあるのだろう。 夏休み、通知票の季節である。

■ 私の通知票

言わずと知れた私の成績。 ほぼトップクラスである。 家庭科以外はオールAで、小学校のときは神童という名はもちろん、児童という呼び名までもほしいままにしてきた。 中学にいってからももちろんトップクラス。 英語の読解、英作のテストなど、二つそろって1位である。ただ、約分をすれば、という条件付きだが… 先生「アフロ、夏休み補講こいよ。」 アフロ「えぇぇ。その日、部活やないですか?」 先生「何をいってるんだ。192人中192番目の成績をとった選ばれし者なんだぞ、お前は。必ず来るように」 関東では関西弁で怒る人が怖がられるが、関西では関東弁で怒る人が怖がられる。 関西弁は勢力で相手を征し、関東弁はその冷ややかさで相手を震え上がらせるのだろう。たぶん。 中学高校と、この時期は憂鬱であった。 どんな通知票かなんてテストをしているのだから見なくてもわかる。 彼の数学と彼の英語とあいつの物理化学の成績をモンタージュしたい…そんなことを考えながら、 「アフロ」 「はい」 通知票を受け取りにいったものだ。

■ わたしのからだ

モンタージュといえば、世に言われる美人さんの良いパーツを重ねたところで、完璧な美人は生まれないらしい。 要はバランスなのだろうか。 ハーフに美形が多いのも、そこにポイントがあると聞いた。 「人は平均に向かった顔に美しさを感じる。」 部分が突出せずバランスがよいのだろう。 高い鼻がいいとはいえ2mもあれば何のハーフだか疑いたくなる。 最近気づいたことだが、わたしの体も部分部分では完璧なのだ。 手は物をつかみ道具を扱うためにあり、耳はきくためにあり、目は見るためにある。 足だって体を運ぶためにきちんと存在しているのに、全体を総合した体といえば眠るためにできているとしか思えない。 ネコはその一生をほとんど寝て過ごすという。 あぁそうか、アフロキャッツ…我が輩はネコであった。