アイデアホイホイ〜3分のヒマつぶし

入れて出す、3分間・・・アイデアを、だよ?

アイデアホイホイセイレーン

無邪気は罪だ

IT好きの友だちがいる。 昨日ちらっと出てきた「ゆうすけさん」だ。 本日はそんな「ゆうすけさん」にまつわるお話。

■ 趣味ほとばしる

私の感じからすると、彼はありあまる好奇心を放し飼いにしているような男で、IT好きも好奇心のまま突っ走っていたら専門家みたいになっていた、ぐらいのノリであろう。 その証拠に彼の趣味はダイビング、テニス、ゴルフ、色彩検定、一眼レフ、真空管作り、無線、フグ、猫、牛、虎、とんで羊(動物占い)、司法試験、ひも理論…あげだしたらキリが無い。 ただそこにITが加わっただけの話である。 「いいさぁ。うちは8人家族だから1人増えようが増えまいが夕食作るぶん変わらないから。食べといでなぁ」 そんなお母さんバリあたたかさで、今なお彼には趣味が増えている。 小学校、中学高校のときはまだ歯止めがかかっていた。 「金」、経済力という歯止めだ。 それが今はどうだ。 一人暮らしの社宅生活、高熱費・家賃はほとんどかからないところに、なかなかの企業にお勤めの彼。 羽振りのいいこと限りなしである。 「IPadも一応買ってみたんやけど」 と発売日には持っていたそうだ。 IphoneDoCoMoの携帯…またDoCoMoの携帯が会う度に変わっているのも見逃せない。 「携帯はおしゃれの一部やと思ってるから、定期的に買い換えるんよ」 というようなことを言い放っていたように思う。

■ 詐欺師は騙されたことに気づかせない

まぁ、そんな話はおいておいて、 この男の困ったところは、自分の趣味を人に押しつけてくるのである。 さらに厄介なことに、押しつけがましさが心地いいのだ。 たいていの人間は彼に染められていることに気づけない。 これまた中学高校のときはまだ歯止めがかかっていたからいい。 「なぁなぁ、みんな無線の免許とろ~や」 心地よさの片鱗はうかがえるもストレートすぎるのである。 それが今や油のノったアラサーやり手ビジネスマンは、周りの男たちにその趣味の魅力を流暢な言葉で伝えていく。 いいなぁ… かっこえぇ… 俺もやろうかなぁ… ほしいなぁ…IpadIphone… そして落ちていく。

■ 無邪気さの罪

なぜ落ちていくのか? 彼に魅力がある…それはそうなのだろうが、彼の魅力の本質に人はやられるのだろう。 無邪気さだ。 子どものような、とつけてもいい。 誘う言葉、心、そこに悪意や邪気が微塵も無いから人は落とされるのである。 彼に下心があったとしても、 「ただ仲間がいたら楽しいし、話あうし」 ぐらいだ。 邪気の無い誘いに人はどこまでも弱い。 ねずみ講だって仲の良い奥さんに誘われるからこそひっかかるのだ。 私は知っている。知っているからこそ、そう簡単に彼が無意識にかけてくる罠へと落ちたりはしない。 そして今日も、ゆうすけが撮ってくれたシロキチの写真でお別れです。

無邪気は罪

あぁ、一眼レフがほしい。買おっ。