アイデアホイホイ〜3分のヒマつぶし

入れて出す、3分間・・・アイデアを、だよ?

アイデアホイホイセイレーン

オートマチックなカラダ

たびたび書いている、このテーマ。 うちの嫁、ディテは複数のことが同時にできるだかなんだか知らないが、その弊害で体の一部分が完全オートマチック化しているときがある。 イッツ・オートっマーチック♪(唄:宇多田ヒカル)

◆ 口オートマチック

この小見出しでは、「ろおーとまちっく」みたいだが「くちおーとまちっく」である。 どうインプットされているのか知らないが、私が作ったものはスプーンで口に運び、 「おいしー♪」 パクっ パクパクパク… ハッと目を見開き私の視線を確かめ、 「バレてる?食べる前に美味しいって言っちゃったこと?」 なんて食べる前に味をホメるのだ。建前にもほどがある。 口に関連して、手もオートマチック化している。

◆ 手オートマチック

洗面所に立つと歯ブラシを手に取り、歯磨き粉をつけ、おもむろに磨き出す。 あのスローだが無駄のない動きは達人の領域に達しているといっても過言ではないだろう。 顔を見れば判る。 仙人のような面もちだ。 瞑想とはこうやってやるのだろう。 完全にボケーッとした顔ともいえる。写真にとって人様に公開したい。 迷走しまくった表情は、ムンクの絵にもありそうである。 題「混沌」 話がそれたが、私とディテはソラデー3という同じ歯ブラシを使っている。 違うのは色だけ。 そう、手オートマチック、無の領域に入った達人には持つところが赤かダイダイなんて、あって無いようなものなのだ。 だがいいたい。 「オレの歯ブラシで歯を磨くな」と。 なぜ私が気づくのかというと、私は歯磨き粉をつけないのだ。 口に入れた瞬間、無いはずのミントの微々たる残り香が前歯に染みわたる。 「もう!ふざけんなっ!」 「よかったじゃない、朝からチュウできて」 朝起きて洗面所にいくと右に左に毛が広がったディテの歯ブラシがあった。 ブラシ部分を新しいものに替えてやる。 これの気づかないっぷりがまたおもしれぇのだ。