アイデアホイホイ〜3分のヒマつぶし

入れて出す、3分間・・・アイデアを、だよ?

アイデアホイホイセイレーン

二頭身コーンヘッドがアレに心血を注いだ朝

「まぁ俺はアレを使わない派だけど」 「俺はアレを使わない派だけど」

by:Karamellzucker 「明日は明日の風が吹く」 引用元も明かさなくてもいいのではないか?という言葉で記事を始めさせてもらっている。 アフロです。みなさん、お久しぶりぶり。

■ 二頭身コーンヘッド

「明日は明日の雪が降る」 この名言は私だが、このフレーズがぴったりハマる土地に勤めている。 毎朝仕事でスノーモービルを乗り回すなんていう楽しい職場だ。 ただ雪の中、どうしても荷物が多いと歩きにくい。 駅から会社まで歩いているうちに、身長でギネス越えしてしまうんじゃないか?というほどアフロの頭に雪が積もるのである。 「二頭身コーンヘッド」と会社の人はちゃかすが、そんなことよりもリュックに積もる雪の重さが「ハンパねぇ」もええとこなのだ。

■ 二頭身コーンヘッド、カバンを替える

もともと鞄は「オーダーメイドで作りたい」なんてことを考えていて、「最低限の荷物を常に同じ場所に入れていたい」をモットーに生きているのである。 モットーは捨ててもいいをモットーに、今までそのモットーを捨てていたので、よし、これを機に鞄を替えよう!ということになった。 私「鞄買っていい?」 嫁「ダメ」 とりあえず、一瞬であるもので間に合わすことに決定した。 今まで「二宮尊徳背負う薪現代バージョン」よろしいリュックだったのだが、 「あ、これでいいか」 アフロ妹にもらった、ミニショルダーバックの具合がいいことに気がついた。 ポメラ、ネタ帳、四色ボールペン、テープのり、はさみ、単四電池、小銭入れ、ディテ(嫁)の写真、わら人形、五寸釘、などの道具はウェストポーチに入っている。 問題は仕事専用の手帳、電子辞書、財布、木槌であった。 ばっちり入る。それぞれ専用の場所が用意されているようにピッタリと。 しかし「このピッタリさ」が事の発端であった。

■ 二頭身コーンヘッド錯乱事件

半分白いコーンヘッドをひっさげ、 「おはようございますっ」 体密着のショルダーバックには雪も積もっておらず、気持良く職場に挨拶をした。 雪かきにモービル、一連の朝の仕事を終え朝会。 「電子辞書を出して…と」 ぴょーん 一緒に飛び出たのが、いったいどうしてアレなのか。 アレというのは、18禁を地で行くアフロキャッツで説明すると非常にめんどくさいのだが、お父さんとお母さんの夜のあれで、 「どうかコウノトリがこないように」 と祈りをこめてつけるグッズのことである。 つまりゴムだ。

■ 二頭身コーンヘッド、心血を注ぐ

まぁ、それが朝会で「社長の話が始まるよぉ」的なときに電子辞書とともに鞄から飛び出すのだ。 理解不能、意味不明、思考停止、深謀遠慮である。 深謀遠慮ってなに? もうたまらず、 バンっ! 百人一首よろしく、勢いよく手でアレを覆い隠す。 「アフロさん、どうしましたか?」 百人一首よろしく、勢いよくアレが机の上からラジエターの下に吹っ飛んでいった。 「い、いや蚊がいました」 社長、社員一同「?」 気が気ではないとはこのことである。冬に蚊がいないなんてこたぁどうでもよい。 今日に限っては朝会もどうでもよい。ポストの色も、パンツの色もどうでもいい。 なぜ入っていたのか?誰かが私を陥れようとしているのか? 朝会の最中、ただ、あれの確保だけに心血を注いだ、そんな最高の朝で始まる日。 陰謀はとどまるところを知らない。結果は…ご想像にお任せします。