アイデアホイホイ〜3分のヒマつぶし

入れて出す、3分間・・・アイデアを、だよ?

アイデアホイホイセイレーン

ゴミ修羅場

「何よこれ」 と非難がましく聞く女性は、久しぶりにうちの城に来た相方、と呼んでもおかしくないのではないかなという人。 コンタクトも眼鏡もしていないので、タダのゴミにしか見えない。 「何、それ?」 と聞き返すと、彼女はサッと立ち目の前に突きつけてきた。 正方形の、使い終わったインスタントラーメンの元みたいな銀袋の、ってこれは… 「…ヒニング(避妊具)の抜け殻、に見えるね…」 「何で、抜け殻?」 攻め方がイヤらしいぞ、と彼女の尋問を評価してる場合ではない。 使ったから、だろうけど覚えがない。 いったいどうして…

「あ、それ、僕が中を食べたんだよ。だから喧嘩はやめて」 犯人は僕なの、だから喧嘩しないで シロキチナイス! アフロ「なぁんだ、シロキチかぁ♪お前はしょーがないなぁもぅ」 アフロ彼女「シロキチぃ、まぎらわしいことやめてよ♪♪」

…なんてなるはずがない。 「どういうこと?答えなさい」 先生モードになっとる…。答えるしかない。 「たぶんあれやって。前のアレから部屋掃除してないから、それが残ってたんとちゃうかな」 …言い訳は数多くあるだろうに、出て来たのがこれ? クソ、アフロでアタマが大きいのは見せかけだけか?…あ、見せかけだけだ。 ってか、彼女が信じるわけない。 アフロ彼女「あっ、そうなんだ」 し、信じた!? 拍子抜けand安堵…あまりにアレでダジャレをいってしまうほどだ。 誤解が誤解を呼び、昼ドラ的展開を覚悟していなたのに、日常ってもんはこんなものかもしれない。 でも、それからの彼女の笑顔は、妙な冷たさを感じる、ような気がしたけど、まぁそれはいいや。 ● 本当の修羅場になればいいのにって方は…